修羅之介斬魔剣 −妖魔伝説− 津島勝監督作品 1996.11.9松竹 |
京本政樹が妖しの美剣士を演じた一作、怪僧天海やキリシタン政宗に茶髪の出雲阿国などがわらわらと登場し「その手」の記号が散りばめられる。 |
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ロケ地 ・修羅之介がねぐらにしているお堂(お不動さんが祀ってある)、鳥居本八幡宮(広場や鳥居、石段に舞殿とフル活用、立ち回りもある。舞殿には扉をつけてある)。 *天海に隆大介、不死身のトンデモ設定で最後に「若い」姿でワハハハ。政宗は中村敦夫、敬虔なキリシタンで世界平和のため徳川を打倒する意志を持つという、十分にトンデモ。あと怪し過ぎの巨体レスラーとか元ボクサーとか、とにかくコッテコテ。そして京本ちゃん、総髪に着流しで眠狂四郎ふう、円月殺法みたいな剣も振るうし過去のしがらみもドロドロでやらしい濡れ場もあって全開状態。ニヒル設定だが、わりとホイホイ姫様の頼みも聞いちゃうしあと放ったままだし、なんだか行動原理のよくわからない修羅之介なんだけど、殺陣はいろんなシチュエーションがあって見応え満点。秘剣も出すけど、相手は不死身でワハハハで復活。 |