ユニオン映画/日テレ 1986.12.30,12.31 単発
京都守護職会津本陣に黒谷・金戒光明寺。これはそのまま、史実通りの本物。
守護職着任時の幕末の京の情勢説明、九条家用人島田左近暗殺シーンに上賀茂神社のならの小川。よくよく川の中での斬り合いに使われること。
会津公用方・神保修理と新撰組の土方・沖田が出会うシーンに八坂神社。刻限は夜。設定通りの本物を使える贅沢さ。
鳥羽伏見の戦い、官軍と会津・新撰組の白兵戦の舞台に流れ橋付近の木津河原。錦旗上がるを報告する斥候が駆け下りてくるのは流れ橋右岸側の木津川堤。
会津若松城下、娘子軍と官軍の白兵戦に流れ橋と木津河原。流れ橋には橋桁が無い。川相も荒れた様子。出水直後か。
エンディングの撮影協力には会津若松市・大覚寺・八坂神社・彦根城・亀岡カントリークラブ。
*会津若松の映像は役者の介在しないシーンで風景描写に使われたものが多い。白虎隊隊士が鶴ケ城が炎に包まれていると誤解するシーンは特撮だがスケールが合ってない。会津盆地にあがる火の手、というシーンもなんかのんびり野焼きしてるみたい。白虎隊のウェイトはそんなに大きくなく、タイトルとちょっと乖離してるかも。