ひばり・チエミの弥次喜多道中
沢島忠監督作品 1962.1.3東映 41
キャスト
お君/美空ひばり おとし/江利チエミ 秋月与力・法界坊/東千代之介 片山同心/千秋実 地獄の熊吉/加賀邦男 六助/堺駿二 和泉屋/山形勲
乞食坊主に身をやつし麻薬密売組織を追う南町与力、事件に巻き込まれる宝楽座の下足番がひばりとチエミ。座をクビになった二人は路銀を渡され旅の途に、そこでも与力と悪党どもの騒動に巻き込み巻き込まれ、スラップスチック・コメディが繰り広げられる。もちろん歌と踊りがたっぷり、二人して「法界坊」の与力に惚れて舞い上がる。
ロケ地
・お君とおとしが叩き出される南町奉行所の門、大覚寺明智門。
・旅に出る二人、富士の見える橋は流れ橋(ワイヤーが映っていない)、橋下に渡世人姿の秋月与力と熊吉。
・お昼を使う二人、琵琶湖畔か(岩浜か石積みか不明)。
・持たされた財布に思わぬ小判で舞い上がった二人が踊り歩く道、不明(川堤にびっしり並木)。
・二人を水増し酒で酔わせるいとしこいしの茶店、不明(セットか)。
・箱根八里を馬に揺られゆく二人、不明(地道際に林、木はけっこう高木)。
・道端でいちゃつく男女を見る道、不明。
・恋の歌をそれぞれ違うタッチで歌う二人、西の湖畔か。
・「法界坊」を追って早駕籠をやる二人、不明(土手/林際)。
・片山同心が京都所司代へ走る道/捕り方を連れて戻る道、不明。
・ラス立ちの普請場、不明。
*花嫁道中を見る川べり、反物を干してある河原等大掛かりなセットも多数。
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