天と地と

2008.1.6テレビ朝日/東映

 海音寺潮五郎の名作をもとにした戦国絵巻。
心の揺れを毘沙門天に叱咤されるナイーブな青年・長尾景虎の、身内との確執、宿敵との戦いを描く。

キャスト
長尾景虎/松岡昌宏 乃美/木村佳乃 宇佐美定行/渡瀬恒彦 宇佐美定勝/寺島進 鬼小島弥太郎/的場浩司 金津新兵衛/六平直政 長尾政景/渡辺いっけい 長尾晴景/石橋蓮司 藤紫/床嶋佳子 長尾俊景/福本清三 上杉定政/吹越満 山本勘助/山下真司 武田晴信/渡辺篤郎 毘沙門天/北大路欣也

野洲川

ロケ地
・越後・春日山城、竹田城址石垣に福知山城天守を合成。城内の描写には竹田城址単体での使用もあり。
・琵琶島城、不明(河原から山城を望む絵、天守は合成か)。ここへ行き来する景虎や宇佐美定行の描写には荒海の巌頭やそれを望む山道や浜辺が使われているが、日本海か。
・宇佐美の勧めで領内視察の景虎のくだり、雲水に扮してゆく谷川は清滝か。山道は谷山林道か。足を伸ばし信州に赴くくだり、武田の鷹狩りに際会する野原、不明。晴信の側室・諏訪御前を垣間見るくだりは沢ノ池東岸汀とダート。
・武田晴信の居城(躑躅ヶ崎館か)篠山城大書院。北面の縁先と前庭を使う。
・越後・栃尾城、出石城址
・琵琶島城を訪ねた景虎に堺渡りの鉄砲を見せる宇佐美、彦根城博物館
・兄に叛旗を翻し春日山城を包囲する景虎のくだり、彦根城西の丸堀切の橋(この後も頻出)
・景虎が籠る毘沙門堂、不明(塔の初重にも似たお堂、屋根はこけら葺か)
・帰城した景虎に兄の容態悪化が伝えられる城門、彦根城太鼓門櫓
・武田軍が越後へ向け出陣する山道、谷山林道
・両軍が激突する川中島、河原は野洲川岩室付近河川敷。会戦の野原は別の場所も併用か。
・景虎が戦場から離脱して帝の綸旨を貰い受けにゆく道、不明(林道)
・川中島の戦を放擲しお信のもとへ駆けつける晴信、谷山林道
・頭を丸めた景虎がゆく信濃路、谷山林道か。家来たちに見つかるくだり、イメージの滝は陣馬の滝に似た水量豊かな直瀑、谷川は谷山川か。
・別当寺・宝蔵院、不明(曲折した石段を登ると五本線の築地と檜皮の門。堂内床は石篠)
・炎上する魚津城、姫路城天守に炎合成。
・小田原城、彦根城天守


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