1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日
第113話 「炎の女用心棒!黒猫のお銀」 1984.9.13 6
黒猫を抱いた凄腕の女用心棒は、母を棄てた男を憎み狙うが、それはその男の縄張りを狙う悪党によって仕組まれた陰謀だった。
猫の首についていた、「父母」の愛の形見の夫婦鈴が、親子の情を結びなおす。
ロケ地
- 聖天一家が用心棒を集めているため警戒に出ている猫目ら、お銀を誰何して凄まれ川に落ちる橋、中ノ島橋。
- 桝屋の若者頭が殺され検分の水辺、広沢池西岸湿地。
- 祭りの準備がなされるやしろ、大覚寺五社明神。ここは後段何度も出てくる。朱玉垣があしらわれている。
- 聖天一家と火盗改がつるんでいると金さんに報告するお竜、大覚寺放生池堤〜天神島祠脇。
- 元右衛門の名を呟くお銀、大覚寺大沢池船着(小)。母の死後「父」への憎しみを糧に生き渡世人となった回想シーン、旅行く街道は北嵯峨農地農道。
- 桝屋の内通者・長次をつけるお竜、入ってゆく白木屋の寮は広沢池東岸建物(竹塀)。ここへ、火盗改に捕まったはずの桝屋の若親分が連れ込まれ拷問されている次第。
- 水辺に佇むお銀に声をかけ、お銀の母の芸者と元右衛門の仲を裂いたのは九郎兵衛と告げる金さん、大覚寺大沢池堤。五大堂や塔が映り込んでいる。
- 元右衛門を騙して連れ出す長次、駕籠がゆく道は広沢池畔か。行く先は東岸建物、ここへ九郎兵衛がお銀を伴って船で来る運び。長次はその船で帰れと言われ、用心棒に始末される(助かっていて全部ゲロの運び)。
- 事後、あの女用心棒はどうしたかと話す猫目たちの前を、娘姿のお銀が通る町角、広沢池観音島。茶店や露店あしらい。
遠山金四郎/高橋英樹 お志津/あべ静江 猫目伝蔵/秋野太作 捨六/小島三児 お竜/伊藤美由紀 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 早田彦十郎/宮尾すすむ 利助/鳳啓助 おかつ/京唄子 お銀/三原順子 桝屋元右衛門/中山昭二 荒谷鬼十郎/田中浩 九郎兵衛/黒部進 彦太郎/鹿又裕司 波多野博 和泉敬子 笹木俊志 世利ゆかり 高根さつき 坂本谷麻由美 毛利桜子 西山清孝 小船秋夫 大矢敬典 小谷浩三
脚本/高橋謙 監督/宮越澄
※桝屋は、名を言えば誰でも知っている御開府以来の口入屋という設定。
→ 遠山の金さん 表紙
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