遠山の金さん

1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日

第122話 「愛の墓場 二人の父をもつ悪女!」 1984.12.6  7

 次郎吉、ふたたび。
遠い昔別れたままの娘が悪事に手を染めると知った「父」は、身を捨てて救おうとする。
結局早とちりで血縁は無かったのだが、二郎さんオンステージの人情話が展開される。
シンクロしてボロ泣きのお竜がかわいい。

木島神社

ロケ地

  • 美人局の果て殺される山城屋、夜の神社は木島神社、現場は本殿前。翌朝の検分の際は、鳥居付近から参道石畳をローアングルで撮った画が出る。現場を見て去ってゆくお糸を見咎め尾行する金さんのシーンでは、舞殿越しに石畳を見る図もある。舞殿は「神楽殿」と称されている。
  • 大坂で死んだお浜の言葉を頼りに、下谷の光明寺へやってくる次郎吉、不明(つくりものの崩れ塀越しに、門?と方形のお堂がちらり。あとは鬱蒼とした林)
  • 山城屋の葬儀に掛け取りに来た東屋佐兵衛のことを金さんに報告する早田、広沢池観音島。金さんは釣り、早田さまは虚無僧姿。
  • お糸の特徴をお竜と話す金さん、その話を立ち聞いて逃げた次郎吉が金さんにつかまり話を聞かれるのは大覚寺五社明神〜大沢池船着(大)。次郎吉の回想で出る、子を授かり喜ぶ夫婦のシーンは北嵯峨農地小丘(祭礼の幟と石灯籠を配置)
  • 次郎吉が東屋の手先の男をひっかける茶店、今宮神社門前茶屋・かざりや(中から転び出てきた次郎吉が、前の床几にいた清次にぶつかり)。その後お糸が「大店の隠居」の次郎吉を誘惑に現れるのは東門内石橋付近(露店多数演出)。一旦その場を離れ再び戻って来た次郎吉を止める金さん、東門。その後悪いのは自分だからと金さんを拝み倒す次郎吉は神馬舎裏手。
  • お糸が次郎吉を連れ込む屋根船、大沢池か。

遠山金四郎/高橋英樹 長崎矢お弓/由紀さおり 猫目伝蔵/秋野太作 捨六/小島三児 お竜/伊藤美由紀 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 早田彦十郎/宮尾すすむ 利助/鳳啓助 おかつ/京唄子 次郎吉/坂上二郎 佐兵衛/草薙幸二郎 お糸/黒田福美 清次/成瀬正 お浜/姫ゆり子 森篤子 世利ゆかり 高根さつき 矢部義章 泉好太郎 岡嶋艶子 江原政一 井上昭 有島淳平

脚本/小川英、尾西兼一 監督/松尾昭典


→ 遠山の金さん 表紙


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