1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日
第127話 「深川情話 愛をきざむ氷の女!」 1985.1.17 7
座敷で氷の彫刻を披露する名物芸者、その姐さんが笑うのをやめた訳が、物騒な凶賊の跋扈につながっていた。
船頭の爺さまが昭文なので、話まるわかりになってて笑える。
ロケ地
- 近江屋を襲ってきたばかりの凶賊・夜嵐と遭遇する、夜回り中の猫目と捨六、大覚寺放生池堤。堤の北側に塀を拵えてあり、賊が船で逃げた船着(大)の下は水がかなり引いている。検分は昼間の画。
- お弓が花勇に招かれ会う屋形船、広沢池東岸近くに停泊。長崎の料亭のことを聞かれる。
- 帰りのお弓が夜嵐一味に殺されかける土手、大覚寺大沢池堤。駕籠屋は虎さん熊さん。賊二人は金さんに阻まれ、水に逃れる(夜嵐の覆面が水面に浮く、笑える構図)。桜が紅葉。
- 花勇が笑わなくなった時期を金さんに報告するお竜、釣りの金さんは大石に腰掛けていて、背景は斜面?の林。広沢池北岸か。
- 怪しい船宿を調べに行く金さんとお竜(芸者姿)、船宿裏口(土手に塀を拵えてある)の船を舫ってある川岸は広沢池東岸。以降も、桟橋から賊が船に乗り込む夜のシーンや、斬られた孝次がよろばい出て、金さんに花勇への品を託すシーンなどがある。
- 花勇に孝次の文を届けに来る長崎の飛脚を尾行するお竜、罧原堤下河原(キリンソウの群落)〜汀(飛脚が仲間の船に乗り込み)。水面に公園の木が映り込んでいるほか、中州が見える。
遠山金四郎/高橋英樹 長崎矢お弓/由紀さおり 猫目伝蔵/秋野太作 捨六/小島三児 お竜/伊藤美由紀 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 早田彦十郎/宮尾すすむ 利助/鳳啓助 おかつ/京唄子 花勇/奈良富士子 潮五郎/井上昭文 孝次/高峰圭二 政江/衣麻遼子 左八/重久剛一 入江慎也 木谷邦臣 北見唯一 世利ゆかり 高根さつき 星野美恵子 美柳陽子 峰蘭太郎 疋田泰盛 川勝誠 アラカワ氷彫刻(荒川昇治)
脚本/山田隆之 監督/山下耕作
※孝次は長崎へ板前修業に出ていると嘘をつき、花勇に日々の座敷の様子を書き送らせていた次第。飛脚をつとめる一味の者は峰蘭さん。船宿の女将は政江、店名も同名。
→ 遠山の金さん 表紙
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