1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日
第132話 「結婚願望 恋に恋した女!」 1985.2.21 7
髪結い女悲話、女の稼ぎをあてにする「髪結いの亭主」どころではない悪党どもが、彼女たちの得意先に仕掛けを施して盗みに入っていた。
金さん、己に惚れていた女髪結いの危機に颯爽と現れる。
ロケ地
- 営業中の女髪結い・お咲が渡る両国橋、中ノ島橋。導入は、橋たもとの「建物」の円窓から見た図(茶店仕立て、建具だけと推測)。師匠のおよしとばったり会う。
- およしが殺される林、下鴨神社糺の森池跡。殺されて「上の道」から落ちたと、検分見物の金さん容喙。
- お咲が金さんを呼び出す茶店、下鴨神社馬場路傍に設営。道向こうの、河合社脇にも床几が出ている。
- およしの店の女の子が殺されて見つかる水辺、広沢池東岸汀。
- 営業に出たお咲、物思う橋は中ノ島橋。お師匠とのやりとりを思い出し、新三郎に渡された「花の露」の壺を、元から持っていたものと替える川端は嵐山公園桂川畔(中州岸、堰堤脇)。
遠山金四郎/高橋英樹 長崎矢お弓/由紀さおり 猫目伝蔵/秋野太作 捨六/小島三児 お竜/伊藤美由紀 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 早田彦十郎/宮尾すすむ 利助/鳳啓助 おかつ/京唄子 お咲/小野さやか 新三郎/佐藤仁哉 喜右衛門/和崎俊哉 麻生美衣 ハルゴールド 斉藤絵里 和泉敬子 世利ゆかり 高根さつき 神宮司秋生 白井滋郎 江原政一 富永佳代子 壬生新太郎 有島淳平
脚本/掛札昌裕、中島信昭 監督/黒田義之
※新三郎はおよしの亭主、かなり薹が立ってからの結婚。油屋は喜右衛門。
※養生所医師に揮発性の油のことを聞くくだり、医師は異人さん。
※早田さま、油屋へ「花の露」頒けてと髪結いに化けて現れるが、オカマ芝居。
→ 遠山の金さん 表紙
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