1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日
遠山金四郎/高橋英樹 お千親分/樹木希林 猫目伝蔵/秋野太作 捨六/小島三児 お竜/美雪花代 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 お光/萩原佐代子 早田彦十郎/宮尾すすむ 常平/金田龍之介
脚本/本田英郎 監督/松尾昭典
おのぶ/永島暎子 陣場多左衛門/菅貫太郎 虎吉/江幡高志 遠州屋/伊達三郎 玄庵/近藤宏 筧十郎太/五味龍太郎 北村進介/峰蘭太郎 木下通博 江原政一 前川恵美子
第4話 「奇々怪々!二度死んだ女」 1982.4.29 49
寄場の女を売り飛ばし、私腹を肥やす一味あり。己が部下の非道に、怒り心頭のお奉行から鉄槌が下る。また、罪無くして寄場へ送られた者たちの境遇にも、深く思いを致す金さんなのだった。
ロケ地
- 寄場の女を仮死状態にして運ぶ御用船、大覚寺大沢池(夜)。上陸は船着き(小)。
- 蘇生に失敗した女が放置されて見つかる夜の回向院墓地、西方寺小谷墓地池端。
- 猫目の懐から証拠品の元結を掏るお竜、大覚寺護摩堂脇。
- 石川島寄場、罧原堤下河原に柵あしらい。
- 常平の話に出る出稼ぎ人たちの惨状、どぶ浚いをする男衆は大覚寺有栖川河床。
- おのぶが高遠を出てくる折に途中まで見送ってくれた恋人、別れた野道は酵素河川敷。
*寄場から深川の岡場所へ売られたおのぶは永島暎子。悪党一味はコッテコテ、寄場詰同心は菅貫太郎、人足目付は五味龍太郎、寄場差配は江幡高志、女たちを売り飛ばす口入屋は伊達三郎、協力する医師は近藤宏…濃すぎ。ラス立ち福ちゃん入り・口入屋の下っ端。
*さすがの北のお奉行さまも高みからしか物を見ていないと批判の常平、元結を寄場の紙と見抜いたり、出稼ぎ人の悲哀についてひとくさりぶつ場面も出て、ヒストリーがちらちら。
→ 遠山の金さん 表紙
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