遠山の金さん

1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日

第63話 「怪奇、乙女が池 青い日傘をさす女!」 1983.7.28 4

 上野の水茶屋に続けて起こる怪奇な不幸ごとは、立地の良い屋敷を狙っての人為。そもその昔、女将の妹の死に関わっていた悪辣な男が、姿を変えて張り付いていた。
金さんは、お志津に尻を叩かれて茶屋に泊まり込む羽目になる。

下鴨神社

ロケ地

  • 若竹の女将・お松の回想、十年前御家人に凌辱され入水した妹、乙女が池は広沢池東岸
  • これ以上お店に不幸が来ぬよう祈る若竹の女中・お玉、下鴨神社三井社。このとき、河合社鳥居の向こうを虚無僧が通り、河合社裏手塀際で水売りと密談するのを、お玉が見てしまう次第。
  • 虚無僧に化けていた早田さまが、空月たちと行き会い偽者と見破られ囲まれる林、下鴨神社糺の森
  • 空月たちが入ってゆくのをお竜が見届ける下谷の妙法寺、不明(塔頭のものと思しき門、石塔や石灯籠が石畳の脇に)。後段、お松が女中・おこんにたばかられて連れ込まれる際にも出る。中はセット撮り。金さん曰く、良からぬ虚無僧が集まるとかねてより噂の場所。

遠山金四郎/高橋英樹 お志津/あべ静江 猫目伝蔵/秋野太作 捨六/小島三児 お竜/伊藤美由紀 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 早田彦十郎/宮尾すすむ 利助/鳳啓助 おかつ/京唄子 お梅/珠めぐみ 空月/船戸順 おこん/島めぐみ 源七/伊藤高 おしま/柴田美保 おはつ/津島令子 お玉/鍛冶和美 お松/鈴川法子 疋田泰盛 藤長照夫 壬生新太郎 細川純一 世利ゆかり 高根さつき 深谷宏子 三星登史子 妹尾友信

脚本/本田英郎 監督/田中徳三

※怪しの虚無僧のヘッド・空月はもと御家人の藤山、グルの水売り・源七はもと軽業師、おこんは空月の手先をつとめて幽霊やったりしたが始末され。虚無僧には福ちゃんや小峰さん。
※お玉は女将の実子、大火で生き別れるも再会、引き取るが跡を継がせるため名乗りを上げず女中奉公させていた次第。


→ 遠山の金さん 表紙


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