江戸の大騒動　−太助、家光、彦左−

1982.6.18フジ/映像京都

キャスト・スタッフ
一心太助/井上順　家光/田中健　お仲/市毛良枝　お妙/長谷直美　大久保彦左衛門/東野英治郎
原案/小国英雄　脚本/中村努　監督/森一生　企画/能村庸一、西岡善信、松木征二
ゲスト　織本順吉　穂積隆信　園田裕久　早川保　北村英三　武周暢　中丸信

　魚河岸立ち退きの大騒動、将軍家光を飾り物と侮る老中が材木商と結託しての横車。このお話では、あんまり威勢のよくない一心太助の渋面が続くが、ラス立ちには大久保のじいさまや魚屋のかっこうの家光と共にワルの屋敷に乗り込んでぱぁっと大立ち回り。凱旋には彦左を盥に乗せて町を練り歩く。

ロケ地

• 庭で彦左に太助の消息を聞く家光、枳殻邸印月池畔。
• 酒井老中が彦左に嫌味を言う御廊下、相国寺方丈北廊下。
• 魚河岸差配の娘が空の荷車で襲われる道、金戒光明寺永運院下坂。
• 植木屋を装って佐野屋に偵察に入る太助、枳殻邸庭の植え込み。
• 彦左の書状を持ってお城に潜入(紅葉山と山王権現に通じる抜け穴を使用、神君が彦左に伝授)する用人の喜内、相国寺方丈北廊下(縁先と裏方丈庭園)。
• 天秤棒持って材木商・佐野屋に乗り込む太助、枳殻邸園地入口と付近。