1972年 関西テレビ/東映
キャスト
鷹/渡哲也、渡瀬恒彦(21-)
朱鷺/太地喜和子
百舌鳥/范文雀
薊/野川由美子
松平信綱/高橋悦史
第1話 「俺は幕府のイヌじゃない」
九州の外様大名同士の縁組に不審あり、信綱の依頼で鷹たちが乗り出す。まだ幼い姫を無理に縁付ける裏には、物騒な企みが隠されていた。
ロケ地
- 朱鷺と百舌鳥にツナギをとる神社、不明(やっぱ断るとか駄々をこねる鷹は舞殿に寝そべり、山か丘の裾に建つ感じ)。
- 肥前大村城、彦根城天守。
- 雪姫の婚儀延期嘆願状を携えた大村藩の侍が狙撃される道、不明(土手か)。その下の、鷹たちがいる葦原も不明(かなり広大、遠景には低山が見える/西の湖か)。
- 肥後へ嫁ぐ雪姫の駕籠がゆく山道、酵素ダート。加藤家の家老が出迎えていてトラブルになる野原、酵素河川敷(砂防堰堤がちらり)。
- 肥後熊本城、本物をイメージに。
- 救出した雪姫を保護する寺(侍女・千枝の家の菩提寺)、不明(暗い林の中に参道、登りきると山門←相当に古びていかめしい)。
*千恵は鳥居恵子、大村藩獅子身中の虫だった悪家老は内田朝雄。
第2話 「女の園へ潜入せよ」
将軍暗殺計画を察知した信綱だが、春日局のブロックに遭い鷹を頼る。まず女たちが入って探り、ここ一番には鷹が現れ荒事に。
ロケ地
- 大奥イメージや城内イメージに二条城。外濠越し外観は二の丸を中心に高所から見たもの、鳴子門や二の丸外塀、内濠越しに天守台を望む図なども出る。
- 信綱が鷹に「依頼」の水辺、不明(広沢池か、鷹は釣りの最中)。
- 朱鷺と百舌鳥に依頼内容を話す鷹、広沢池観音島。
- 綾姫が「侍女」の朱鷺に、以前から家光を愛していると告白する庭、彦根城玄宮園橋。
- 将軍を招いての野点、彦根城玄宮園築山に幔幕張り巡らせ。
*春日局は荒木道子、家光は坂口徹、綾姫は高田美和。改易になった蒲生家の側室だった祖心尼は北城真記子、正体を現してのちは鷹を不知火の若造呼ばわり。実は風魔だった腰元のお菊は高毬子。
第3話 「流し目は殺しの合図」
信綱の「注文」は、駿河大納言忠長の謀反の証拠ゲット。荒っぽく仕事をこなす鷹だが、忠長を操る闇の人物と、それに従う風魔の女忍者の影がちらつく。
ロケ地
- 主が忠長に差し出した誓紙を携え、身分を偽って行動していた侍が追っ手に倒される街道、北嵯峨農地・竹林際の道。
- 鷹が僧衣をまといゆく道、不明(山道)。勝手についてきた百舌鳥を木に括りつけて放置し去る街道は北嵯峨農地・竹林際。
- 風魔の女と出会い、配下の忍者と戦う林、不明(巨杉の下に熊笹、積雪)。
- 駿府城、外観イメージに郡上八幡城と会津若松城。
- 寺男に化けている鷹を見破る風魔の薊、不明(山門前/第一話で出た寺と同所)。
- 濠に鳴子が設置される駿府城、彦根城内濠犬走り。薊が指揮をとる城内は天秤櫓、忍びが走るのは石垣下。警戒激しいなか、強引な芝居で警備兵を装い侵入する鷹と朱鷺、太鼓門櫓。このときまんまと百舌鳥もお末の格好をして入る。
- 任務を終えた鷹が百舌鳥と合流する葦原、西の湖園地。百舌鳥が連れ出してきた小尾の方は馬に乗せられ落とされる(すげー乱暴、馬疾走してるし)。
- 主に報告する薊、北嵯峨農地・竹林。当地を去る鷹、北嵯峨農地・畑地。
*忠長は江守徹、馬鹿殿設定で虚勢を張るところ鷹にボコられ。側室・小尾の方は松本留美、謀反が成功しても失敗してもダメな微妙な位置にいて百舌鳥に同情され。忠長の腹心・大御番頭の御宿は小瀬格。薊は野川由美子。
第4話 「くノ一の貞操」
信綱の綱紀粛正の一環で、女歌舞伎一座を探索する鷹は、馬鹿な仕事とご機嫌斜め。そこで出会った純朴な「天女」に惚れてしまう鷹、危機に体張ったりする癖に、ぶっきらぼうな態度しかとれないのだった。
ロケ地
- 宗匠に化けた鷹が九郎右衛門の接待を受ける屋形船、広沢池か。
- 朱鷺とツナギをとる鷹、北嵯峨農地・小丘。下の畦道を九郎右衛門がゆく。
- 小伝馬町の牢から百舌鳥を救出し、焚き火して一息つく水辺、広沢池東岸。
- 連れ去られた美里が作事奉行の贄に供される寮、中山邸通用門。
- 鷹が美里を送ってゆきコイントスで別れる街道、北嵯峨農地・農道。
*美里は音無美紀子、実は岡っ引だった勧進元の九郎右衛門は高品格、ピンク接待を受ける作事奉行は高野真二。
*今回は朱鷺と百舌鳥の「貞操」に別料金が発生しているが、その値段に女たちはお冠。
第5話 「乳房のある大名」
殿様の事故死を隠す城代家老だが、情報は伊豆守に漏れる。早速鷹が派遣されるが、秘密を知る百姓は天晴れ喉掻っ切り、残された娘の嘆きを見た鷹の心は揺れに揺れる。
ロケ地
- 殿様が落石に会い事故死した灌漑工事現場、不明(切り通し山道)。
- 鷹一行が領内へ入る山道、不明(雑木林の斜面)。
- 上野・小幡城、園部高校門。「回復」した殿様が騎馬で出てくるシーンや、使者に化けた鷹が早馬をつけるシーンで登場。
- 「回復」した殿様が頭巾つけて騎馬で領内をゆくくだり、落石から助けて貰った子の母が礼を述べるのは北嵯峨農地・竹林際の道と畑地。
- 闇公方の手先とやりあい撃たれる鷹、広沢池北岸山腹か。
- 自刃した父の墓で泣くお咲に詫びる鷹、不明(山腹に墓標あしらい)。その後鷹が物思う小川べりは酵素河川敷、百舌鳥が駆け寄り朱鷺が捕まったことを知らせる。
- 事後、当地を去る鷹の前にお咲が出てお礼と菜花を差し出す道、大内か。
*お咲は武原英子、頭巾被って殿様に化ける奥方は木村夏江、陰腹切って使者にお家存続を懇願する城代は清水元、信綱の命でやって来る大目付は織本順吉。
第6話 「男殺しの女の館」
タイトルの館は千姫御殿、乱行の噂を憂えた伊豆守は鷹に密殺を指令。またぞろ老中の若様が毒牙にかかるところ、うまくすりかわった鷹が御殿の褥で見たのは、姫になりすましていたくノ一だった。
ロケ地
- 麹町の千姫御殿、西本願寺大玄関門。後段には屋敷全体のイメージに門脇の塀越しに本堂大屋根を望む図も。
- 若様に化けた鷹が入り込み一騒動のあと、本物の千姫のもとへ急ぐ老女、街道は北嵯峨竹林。鷹たちが追っ手を始末。
- 千姫を狙うも躊躇い去る薊、大覚寺梅林か。
*千姫は村松英子、御付きの老女は岡嶋艶子、守役の爺さまは中村錦司、闇公方と通じていた御殿用人は飯沼慧。
*伊豆守の指令を聞く鷹の態度がふてぶてし過ぎて大笑い、刀を鏡に小柄で髭剃り。千姫にはさすが狸じじいの孫とか暴言。
第7話 「辻斬り将軍」
家光が夜な夜な辻斬りともっぱらの噂、お忍びは事実だったが別の訳。闇に潜む悪意を始末した鷹は、褒賞の代わりに健気な女の安堵を要求。
ロケ地
- 三つ葉葵の着流し侍が辻斬りをはたらく夜道、金戒光明寺東坂下部(角の石垣際)。
- お城イメージ、松本城か。
- お忍び伊豆守が乗った屋形船が着く堀、嵐山公園掘割(渡月小橋欄干越しの絵も)。鷹と話すのは中ノ島橋下背割。
- 鷹が尼姿の朱鷺と会うアジトの寺、一様院(石段の上に門、入ると花頭窓付きの方形のお堂、くぐり戸の向こうに朱鷺のいる建物)。不知火一族の老爺が管理。
- 不知火の爺さまが辻斬りにやられる夜道、広隆寺東塀際。
- 老爺の死に怒った鷹と朱鷺が見張る江戸城、イメージに姫路城はの門下坂。
- 老爺の墓、くろ谷墓地。
- 家光の回想、甚兵衛を蹄にかけてしまった遠乗りの道、不明(植木屋の庭か)。
- 大奥に入るお楽の駕籠がゆく坂、金戒光明寺東坂下部。
*お楽は大原麗子、父の植木屋甚兵衛は河野秋武、家光は河原崎建三。秀忠が湯殿の婢女に生ませた日陰者で、徳川を恨む殺人鬼は菅貫太郎。
第8話 「姫売り公卿」
頻発する公家娘の身売りを調査するため、鷹たちは京へ。悪の根を絶って帰ってきた鷹は、事の大元は幕府の朝廷政策だと痛烈に批判、信綱を怒らせるが、御用米は倍に増やされるのだった。
ロケ地
- 伊豆守が鷹に指令を下す市中、今宮神社高倉下(鷹は梁に)。
- 鷹たちが襲われる峠の茶店、谷山か中山池か。
- 京イメージ、東寺(南大門越しに塔望む図)。九条清貴邸、金戒光明寺方丈勅使門。
- 京へ五里の道をゆく鷹、広沢池西岸沿いの道(遍照寺山から西へパン、遠景に北嵯峨農地が映ったあと西岸にいる鷹にズームイン)。つけてくる男をやり過ごすくだり、北嵯峨農地竹林際〜道隈の蔵(鷹が物陰で老爺に化けて出てくる/現存せず)。鷹が逆にこの追者をつけると九条邸へ。
- 老爺に化けたままの鷹が、通りかかった公家娘(堀川孝子)に草鞋を直してもらう道、上賀茂神社校倉下。娘に九条邸への道を聞く川べりの道はならの小川畔。事後、鷹たちに礼を述べる孝子のくだりも同所。
- 百舌鳥と合流する鷹、金戒光明寺三門前。朱鷺は楼上にいて手を振る。九条邸は黒谷にあるので、この門は現地設定か。
- 父を人質にとられた孝子が九条に求められ花使いに出るくだり、金戒光明寺方丈勅使門〜長安院下坂(百舌鳥、露見し連行され)。
- 孝子を連れ去る広見屋だが駕籠の中は朱鷺の夜道、金戒光明寺東坂下部(角)。
- 江戸へ戻った鷹が朝廷への御用米が倍になったと聞く寺、一様院。
*貧乏公家から借金のカタに娘をとる悪辣な公家・九条清貴は川合伸旺。屋敷は「黒谷」にあるらしい。つるむ悪徳商人・広見屋は小田部通麿。岡崎宿で鷹にやられる女衒は汐路章。上玉として九条らに目をつけられていた堀川孝子は磯野洋子。
第9話 「女の始末は楽じゃない」
先代・秀忠の朱印が紛失、鷹は「容疑者」がまとめて滞在する慶光院の宿舎へ。果たして印は盗まれて隠されており、風魔の薊がかっぱらって逃げるが、天然姫の行動は誰にも読めないのだった。
ロケ地
- 秀忠の法要に下向した慶光院の宿舎となる上野寛永寺裏山の日光御院殿、毘沙門堂と日吉東照宮。後者はイメージのみ、芝居は毘沙門堂各所を使って。鷹が炭屋に化けて入るルートは勅使門下坂〜薬医門〜本堂前。慶光院の扇を拾う石段は仁王門下石段、百舌鳥が朱印の取っ手を拾うのは弁天社前。慶光院との別れは薬医門。
- 三田の薩摩屋敷、西本願寺大玄関門(基壇ナメて極端なローアングル)。
*慶光院は佐々木愛、薊に指令を与える薩摩の偉いさんは谷口完、朱印盗りに派遣されるチェスト侍は楠本健二。
*天然系慶光院に調子狂わされる鷹が大笑い、「内なる声」も出てくる。
第10話 「男が死ぬとき」
旗本愚連隊と、町奴の対立を描く。主を殺し出奔した中間を匿うネットワーク探索が伊豆守の指令、探りに入る鷹だが、非は旗本にありと見て一党には手を出さずむしろ庇い、男が意地を通すのを見守るのだった。
ロケ地
- 鷹に打ち据えられて恥をかき、腹いせに己が中間を斬る旗本・筧弾正邸、永観堂塔頭・智福院。筧が殺されて見つかる、屋敷近くの鎌倉河岸掘割、広沢池西岸湿地。
- お参りに行き大凶の御籤を当て絶望する扇、今宮神社舞殿前、社務所。
- 小十郎が勤める旗本・峰岸邸、永観堂塔頭・松岳院。峰岸の子息が手習いから帰ってくるシーンに参道石畳、中門映り込み。
- 筧を殺した中間・喜八を匿ってある隠れ家、不明(萱葺き、北嵯峨か)。鷹が彼らを逃がしいざなう林、不明(山道)。
- 伊豆守に中間報告の鷹、広沢池観音島(朝靄)。
- 鷹が町奴一党を匿ってあった山小屋、不明(植林杉の山、郷右衛門の血が流れてくる小川も不明)。
- 小十郎が主の子息を監禁し立てこもる湯島天神、永観堂画仙堂。立ち回りの際には放生池からの流れに架かる楓橋なども映り込む。
- 喜八と扇が乗った船が房州・白浜さして漕ぎ出す海、琵琶湖。彼らを見届けて去る鷹、琵琶湖西岸。
*町奴のリーダー・天狗郷右衛門は北村英三、筧に斬られた朋輩の仇討ちに主を殺した喜八は成瀬正孝、彼の恋人の湯女・扇は藤田弓子、扇の兄の小十郎は露口茂。
第11話 「幻の連発銃」
漂着した異人が持っていた図面が、ひとりの鉄砲鍛冶を狂わせる。彼は、職人としてただ一丁の銃の完成を欲したのみであったが、新式の強力な武器は、闇の勢力にとって甘い果実なのだった。
ロケ地
- 異人の土左衛門が流れ着く堺の浜、琵琶湖西岸(浜は広く、草地も広がり松原が控えている。対岸に見える低山は荒神山か)。
- 伊豆守が鷹に指令を伝える葦原、広沢池か。
- 堺港イメージ、バンクフィルムか。
- 鉄砲竹が籠って銃を作る小屋、酵素河川敷か。
- 当地を去る鷹と百舌鳥、北嵯峨農地か。
*竹次郎は河原崎長一郎、恋人で能楽師の娘の静香は城野ゆき。闇公方の手の者は宮口二朗、森秋子。今回、朱鷺は出ず。
第12話 「闇に消えた殿様」
不可解な養子縁組願いの出ている藩、裏あれば改易として伊豆守は鷹を派遣。阿波では果たしてお家騒動が起きていたが、城代の美しい娘に心惹かれた鷹は、信綱の欲しい報告を上げない。
ロケ地
- 是より阿波領の街道、北嵯峨農地・竹林際。茶店をしつらえ、以降敵対する雇われ浪人たちと出くわす場面を演出。
- 徳島城イメージ、熊本城。
- 御側室と嫡子の墓を見にゆく鷹、金戒光明寺石段〜墓地。
- 百舌鳥が領内の警戒ぶりと藩主の動向を鷹に報告する城下、大覚寺護摩堂。
- 城代に雇われたくノ一が鷹を色仕掛けで誘う城下、広隆寺東塀際。
- 娘をさらわれた次席家老が呼び出される城下南の高塚八幡宮、鳥居本八幡宮小柴垣道〜広場。
- 次席家老の娘が鷹を信頼して来させる、殿様を隠してある城下はずれの三寶寺、金戒光明寺長安院(坂を鷹が上ってゆく)。
*次席家老の娘・雪乃はジュディ・オング、はじめは大ワルに見える父家老は金子信雄。殿様を呆けさせた大元の癖に忠臣面をしていた城代は睦五郎、幕府のイヌ殺しに雇われた強面凄腕の浪人は五味竜太郎、手下に小峰一男。殿様は山口幸生。今回も朱鷺は出ず。
第13話 「鷹・危機一髪!」
いよいよ明らかとなる闇公方の正体、それが暴かれるとき、あくまでも徳川を守らねばならぬ立場の伊豆守と、自由人の鷹との別れがやって来る。
ロケ地
- 江戸城イメージ、皇居巽櫓。
- 百舌鳥が拾ってきた仇持ちの若侍を投宿させる、鷹たちのアジト、一様院。今回は座敷から庭と低い越しに叡山ものぞく。後段、「刺客」のお縫がこっそり入ってくるくだりでは、お堂脇の塀とくぐり戸が映る。
- 鷹と百舌鳥が義手の不気味な浪人をアジト近くで見る池辺、西方寺小谷墓地池畔。
- 竹千代ぎみ後嗣に決定とナレーションのくだり、お城イメージに会津若松城(天守遠望)、皇居千鳥ヶ淵。カルガモ泳ぐ、菱の生えた水面は不明。
- 鷹に放った刺客を集め叱責する闇公方、不明(草原に礎石)。
- 数馬の仇討ちパフォーマンスをあっさり見破る鷹だが、強敵相手に傷を負い捕われてしまうくだり、智積院大師堂前。今は無い蔵など映る、貴重な映像。
- 鷹が連れ込まれた紀州家上屋敷の前に立つ百舌鳥、東本願寺内事門。
- 事後、せいせいしたと鷹が水浴びの谷川、清滝水系か(巨岩ごろごろ)。数馬との恋に破れた百舌鳥が、鷹に別れを告げ去ってゆく。
*数馬は石橋正次、「仇討ち」の際には鬘とって正体を現すシーンがあり自毛に。妹のお縫は森桃江。義手の不気味な侍は伊吹総太郎、仇として登場する闇公方一味の総髪侍は西田良、徳川頼宣は北村和夫、上屋敷に詰める家来に福ちゃんチラリ。今回も朱鷺出ず。
第14話 「ぎやまん地獄の美女」
故郷へ帰る途中、長崎に足を止める鷹。阿片がらみの事件に反応する美しい芸妓は、それがもとで殺された父の遺恨を晴らそうとしていた。
ロケ地
- 鷹が西へ向かう道、長崎の浜、琵琶湖西岸松原。
- 長崎屋の手先が、鷹を襲ったり千代香を連行する夜道、広隆寺東塀際。
- 仙吉の墓、不明(竹林)。
*芸者・千代香は山本陽子、殺された前奉行が父。阿片窟を開き、夜の奉行と称する豪商・長崎屋は藤岡重慶で千代香にご執心、長崎屋とグルの現長崎奉行は木村元、阿片欲しさに飼われている剣客は川津祐介・居合の達人設定。幼馴染を阿片がらみで失って以降、鷹に張り付く仙吉は左とん平。
*今回でOP、EDともチェンジ、「ずいずいずっころばしごまみそずい、ハァ」はなくなっている。ロケ地は金戒光明寺、琵琶湖、柊野堰堤、流れ橋など(これ以前は琵琶湖河口州や葦原、砂浜や松原に湖岸草地など)。黒谷の坂で出る敵方忍者の一人に福ちゃん(覆面なので断定はできず)。
第15話 「対決!鷹対隼」
元の不知火の里で、懐かしい顔に会う鷹。しかし兄弟同様に育った友はお尋ね者の凶賊と成り果て、民を苦しめる代官の手先として鷹に向かってくるのだった。
ロケ地
- 細川領・有明へ近づく鷹、不明(野原、酵素っぽい谷川)。代官から逃げてきた大名主の娘・志摩を助ける山道、不明(幼杉が植えだされた山肌、赤土)。
- 元の不知火の里を眺める鷹、不明(谷あいに竹林)。鷹を不知火生き残りの庵主のもとへ案内する志摩、不明(竹林。阿弥陀堂はセット)。
- 代官の手先となってやって来た隼人と対決する谷、不明(天神川水系のような堰堤、岩場を水が伝う)。
- 代官のもとへ忍び込んだ鷹の前に立ちはだかる隼人、外でサシの対決は琵琶湖畔の草原、代官の手勢から鷹を庇った隼人が撃たれる。
*大名主は有馬昌彦、娘の志摩は珠めぐみ。隼人は松方弘樹、彼の母で鷹にとっても母代わりの庵主は北城真記子。悪代官は加賀邦男(嫌味な口ひげ付き)。
第16話 「生きていた怨霊」
代官殺しに仕立て上げられてしまう鷹だが、事情を知るや女を庇ってすんなりと唐丸で運ばれてゆく。忍びにとって脱出など容易いが、ややこしいのに憑依された人が出て、その男自体は殺したくないため、ちょっとタイヘンなのだった。
ロケ地
- 石見代官領と松平領境の峠、不明(脆そうな岩が露出した山中)。後段、唐丸運搬の際やラストシーンにも登場。
- 破牢した鷹が考え事をするお堂、大覚寺護摩堂(縁先の腰掛け)。
- 引渡しが済んだあと唐丸から脱出する鷹、下鴨神社参道(瀬見の小川から見上げ)、逃げ去る川べりは泉川。兄に憑依された辰が立ちはだかり斬り合いになる林、糺の森(背後に河合社裏塀映り込み)。
*代官に無体を仕掛けられ、はずみで刺してしまったお女中は吉沢京子。同情したのと、死んだのが悪代官だったので、別に犯人を仕立てて済まそうとした吟味方は唐沢民賢。代官とつるんで銀を隠匿していた口入屋は有川正治、これを調べに来ていた勘定奉行付き同心で遊び人に扮していた「辰」は水原弘。弟に憑依して鷹を狙わせる、辰と双子で風魔忍者の兄は水原弘の二役。口入屋に近づくため辰が芝居をしてもらった女道中師は賀川雪絵。牢名主は笑福亭仁鶴、頭がムサい。福ちゃん二態、牢の囚人と口入屋の乾分と。
第17話 「おんなを捨てた女」
秘伝の技術を守る有田焼の工房で、女だてらに荒くれ用心棒にまじって暮らす娘に興味を持つ鷹。恋しい男を得てやっと女に戻ろうとした矢先、姉と同じ悲劇が彼女を襲うが、鷹は別の生き方を示す。
ロケ地
- 鍋島藩・泉山へ足を踏み入れる鷹、御室霊場巡礼道。百舌鳥が追いついてくる。
- 絵皿を持って逃げる陶工と出会う鷹、大覚寺天神島。山道とスムーズにつないである。お光と用心棒が駆けつけ、話を聞いたあと鷹をスカウト。
- 鍋島藩御用窯・皿山イメージ、不明(民家越しに岩の露出した山を遠望)。
- 有田を出るお光と才次郎、御室霊場巡礼道。札所の屋根や仁和寺の塔が映り込む。
*御用窯を預かる長は加藤嘉、娘のお光は古城都。長に見込まれ秘伝を伝授されお光の婿とされる陶工・才次郎は川地民夫、実は萩から遣わされた武士。有田焼横流しで抜け荷してウハハの家老は村上不二夫、これに内通する用心棒は勝部演之。冒頭、皿盗って逃げるも鷹に出くわしてしまう陶工は福本清三、とんぼ切ってるので忍者設定か・クレジットはベタ。
第18話 「掠奪された姫君」
他家へ輿入れの姫君がさらわれ、多額の身代金が要求される。誘拐直後に通りかかった鷹は、お供をつとめていて斬られた若者を助け、医師のもとへ。今度はその医師が誘拐団に持っていかれたり、城代が腹切りかけてたり、鷹は関わらざるを得ないのだった。
ロケ地
- 郡上八幡へ輿入れの姫の行列がゆく山道、酵素ダート(見上げ)。誘拐団が出て徒士頭の主馬以外のお付きは皆殺しの野原、酵素河川敷。鷹が通りかかるシーンには手前に小川のせせらぎと「木」が来る構図。設定はあけびヶ原。
- 刈谷藩城イメージ、浜松城天守。
- 見ざる言わざるを決め込む医師を説得し、姫の監禁場所を探すくだり、琵琶湖畔(河口州に松林、木の根方は水に洗われ)。その後聞きまわる田畔等は不明。
- 傷をおして医師宅を出た主馬が兄を誘拐犯かと問い詰める城下、大覚寺大沢池畔。
- 姫を監禁してある百姓家、不明(軒瓦を出した萱葺民家、これを下に見る小丘も出る。前後に映る竹林や小柴垣も不明)。
- 当地を去る鷹、清滝河原か(林越しに見下ろし)。
*主馬は佐々木剛、彼を若党から取り立ててくれた城代は中村錦司で今回窮地に。医師は北村英三、娘のふでは岡田可愛。武芸に優れるも身を持ち崩した主馬の兄は久高惟晴、これを追い使っていた、城代失脚を狙う獅子身中の虫は田口計。
第19話 「処女狩り」
その村では、年に一度の祭りできまって娘が失踪。駆け落ち者の悲惨な経緯を見た鷹が乗り出して、妙なテンションの妓楼の若旦那をシメたことから、人身売買組織の悪行が明るみに。
ロケ地
- 金谷宿から大井川を六里ほど遡った葛籠宿、人々が続々神社へ急ぐ道、北嵯峨農地・竹林際。くらやみ祭りに行ってはダメと娘を止める父親を、鷹が見かける。
- 駆け落ちした男女が「組織」に追いつかれ、男は殺され女は連れ去られてしまう谷川、清滝河原。
- 増水する大井川イメージ、桂川か。
- 金谷宿から葛籠へ戻った鷹がお妙に会い、失踪した娘の謎を探る算段を告げる神社、鳥居本八幡宮(小柴垣、舞殿前)。
- 当地を去る鷹が渡る橋、不明(谷に架かる木橋)。
*駆け落ち者の女と幼馴染で、鷹の指示で妓楼に潜入する葛籠宿の村娘は川口晶、彼女に一目ぼれしてしまう金谷宿の妓楼の若旦那は山田太郎。
第20話 「くノ一と大盗賊」
浪人に斬られた巡礼に、言伝を頼まれる百舌鳥。行ってみると、旅籠には怪しい面々がうようよ。真田家から奪われた一万両をめぐり、暗闘が繰り広げられる。
ロケ地
- 塚田浪人が老巡礼を斬る街道、北嵯峨農地・竹林際(石置場道隈)。目撃する百舌鳥は田脇の溝で水遊び中。
- 夜嵐一味の「裏切者」が金箱を隠してあった小屋、酵素河川敷。百舌鳥が行ってみると旅籠からブツを運び出した男たちは川に顔を突っ込んで死んでいて、長持を積んだ大八は川べりに建てられた掘立小屋脇に。
*お家を裏切り賊に手を貸した塚田は江原真二郎。長持の所有者の、諏訪の御老女・お万は三原葉子。お万の正体を見破り色仕掛けの、最後の最後まで実体を現さない怪しの男は山城新伍。
第21話 「人肌愛憎剣」
心ならずも友に託した恋しい女を、妓楼に見る男。女の父を陥れた、憎き友に向かってゆく男だが、彼の体は病に侵されていた。鷹の大サービスお節介が入る。
ロケ地
- 美奈に別れを告げる多三郎(回想シーン)、広沢池観音島。
- 丹沢・荻野山中(小田原藩の支藩設置)、伐採イメージ不明。役人に追われ逃げる男二人(スパイ)、谷山林道か。その一人が力尽き死んでいるのを通りかかった鷹が見つける竹林、不明(男の元結に紙片/道に相当の起伏あり)。
- 多三郎に身の上を聞く谷川、保津峡(鷹は釣糸を垂れていて、土左衛門を引っ掛け/また元結に紙片)。
- 現場見回りの京ノ介、「材木置場」か(建物等は映らず)。京ノ介の前に現れ、美奈とのその後を質す多三郎、林は酵素か。
- 多三郎をたばかり連れ込む荻野山中陣屋、芦浦観音寺門。
- 多三郎を秘儀で仮死状態にして牢から救い出すくだり、早桶が埋められる山中は不明、美奈を連れてきて手当てさせる(タイトルの「人肌」)小屋は酵素河川敷にあしらい(内部はセット撮り)。
- 京ノ介を討ちに行った多三郎を救うべく馬を走らせる鷹、北嵯峨農地・竹林際。
- 事後、どうせ長くないと呟く多三郎を叱咤する鷹、保津峡落合河口。やって来た美奈は河口に渡された一本橋の上、多三郎が駆け寄る。
- 当地を去る鷹がゆく山道、谷山林道か。
*小身ゆえ身を引き脱藩した念流の達人・多三郎は田村高廣、病で思うに任せぬ体を引きずっての殺陣が壮絶。美奈は八木孝子、彼女の父を陥れ今も材の横流しでウハハなお偉方・京ノ介は大木実、グルの悪徳商人は原健策(鷹に助けられ、喜んで荻野山中に招き墓穴掘る)。多三郎が雇われていた賊・稲妻党メンバーに福ちゃん、クレジットは「福本清二」…。男衆とか家来とかで川谷拓三ちらり。ところで、この回から鷹は渡瀬恒彦なのだが、あまりにも似ているので違和感なく繋がっている。
第22話 「風魔の佳人」
老醜を晒したくない剣客の思いと、任務と情の狭間で苦しむくノ一の思いが交錯する。死に場所を得て流されてゆく剣士は、女忍者の命数も持ち去っていた。
ロケ地
- 大磯へ三里の街道をゆく市女笠の薊、不明(竹林際の坂道)。根来忍者のかしら・しぶきと会う屋敷、不明(眼下に萱葺き屋根を見る図、10話で出たものと同じ)。
- 柳生十兵衛が立ち寄る箱根の神社、鳥居本八幡宮。舞殿で瞑想、本殿前で型を使う。
- 十兵衛と鷹が出会う茶店、北嵯峨農地・竹林際にあしらい。
- 小野派一刀流の剣士たちが十兵衛を囲む野原、酵素河川敷。
- 薊が山の娘に作って十兵衛に近づくくだり、父に似ていると寄ってゆく道は北嵯峨農地・棚田、田畔。畔に薊が芝居で参る塚をあしらい。
- 根来くノ一が十兵衛を襲う温泉、海辺イメージに出る浜は琵琶湖か。
- 「足を痛めた」薊を拾う十兵衛、不明(山道)。根来のしぶきが母親役で待っている小屋、酵素か。釣りに出る十兵衛と薊、保津峡落合。毒の茶を飲んだ十兵衛が小屋からよろばい出て川へ出る道、保津峡落合桟道・ここから遺骸を流す。
- リンチを受けている鳥追い(中はくノ一)を助ける鷹、鳥居本八幡宮入口か。
- 鷹の前に現れ勝負を挑む薊、不明(山道)。
- しぶきたちに捕まり火あぶりにされかける鷹、酵素河川敷。
- 薊を葬った塚、不明(北嵯峨の丘か)。
*しぶきは大塚道子、薊を呼び寄せ雇う。しぶきに「依頼」の坂崎出羽守の孫は三島史郎。柳生十兵衛は近衛十四郎、鷹とは信綱を通じての知り合い設定。
第23話 「復讐の女豹」
父を陥れられ家は離散、残された娘は夜叉と化し、荒っぽく復讐を遂行してゆく。宿意に理解を示す鷹だが、もはや手は届かない。
ロケ地
- 琴がさらわれる市中、相国寺境内路地、宗丹稲荷前。
- 狂女の琴を拾う大井村、琵琶湖西岸松原。
- 勘定奉行・児島内膳邸へ赴き、娘が行方不明になっていないか用人に問う鷹、相国寺林光院式台玄関。
- 琴が連れ込まれた家の焼け跡、不明(林間?)。家の持ち主に話を聞く鷹を見ていた男たちがつけてくる道、不明(参道か、燈籠続く地道)。
- 槇の船宿前の堀、不明(橋脚が照らされて光る)。
- 槇の父・切手米手形改役だった脇坂の墓、黒谷墓地。塔が映り込む。その後墓参にやってきた弥七に忠告するのは塔下の石段。
- 海辺に佇む槇に弥七の死を告げる鷹、琵琶湖西岸砂浜。弥七の代わりに大目付邸から盗ってきた三日月正宗は、海に投棄される。
*復讐鬼・槇は水野久美、元脇坂の家臣で槇に尽くす弥七(表稼業は板前)は待田京介。脇坂を讒訴したうえ槇を陵辱した勘定奉行は遠藤辰雄、けだものシーンあり。娘の琴は佐藤友美。琴が連れ込まれた家の持ち主で、槇に貸して燃やされてお冠の爺さまは汐路章。
第24話 「忍者狩り始末」
泰平の世に不要となった忍者を始末にかかる若年寄、相戦わせて消滅という計画だったが、服部半蔵は指令の裏を読んでいて逃げ延び、一年をまって再起をはかる。はじめ半蔵を為政者のイヌと見ていた鷹だが、真意を知るやただちに協力、難敵を引き受けてやるのだった。
ロケ地
- 伊賀甲賀根来の各頭領が若年寄・朽木遠江守邸に呼ばれるくだり、服部半蔵がゆく夜道は広隆寺東塀際。
- 惨劇から一年、犠牲者をひそかに供養する半蔵に鷹が突っかかってくるくだり、下鴨神社。虚無僧の半蔵が供養に来る林の導入に映る、里の子らが遊ぶ川は泉川、半蔵が供養の石を置くうろの開いた大木は糺の森・馬場脇。鷹とやりあうのは池跡。ここは後段でも登場、鷹たちに加え根来甲賀の生き残りが半蔵に詰め寄るシーンもある。
- 伊賀者たちが隠れ住む里、酵素河川敷。帰ってきた半蔵が小川で手を洗う。煮炊きの煙あがる家は「上流側」にあしらい、遠くからズームしてゆく絵もある。
- 鷹の隠れ家へ根来頭領の娘・縫がやってくるシーン、川藤か(萱葺民家と庭先)。
*服部半蔵は天知茂、信楽小平太は倉丘伸太郎、縫は高野ひろみ。朽木遠江守は山岡徹也、彼を操っていた風魔な目付役は天津敏。
第25話 「旗本奴と素浪人」
増え続ける浪人と、威張りくさる旗本衆との対立。剣を捨て有徳の医師として市井に暮らす浪人にも、火の粉が降りかかる。
ロケ地
- 江戸城イメージ、姫路城天守。
- 帯刀禁止令をよいことに大道芸の娘に無体をはたらく旗本たち、大覚寺天神島。
- 鷹に突っかかってゆき転倒、己の胸を刺してしまった若い旗本を和田倉医師のもとへ運ぶ道、大覚寺放生池堤。後段でも和田倉の診療所近くとして登場、草深く、背景に今は無い方形のお堂がはっきり見える(覚勝院か)。
*和田倉先生は丹波哲郎、旗本が結成する六方組のヘッドは深江章喜。
第26話 「鷹はまた飛ぶ!」
信綱に降りかかるとんだスキャンダルの背後には大掛かりな企み、十年前の確執がからんでいた。「お節介」で伊豆のピンチを救う鷹、彼にも「薊」ゆかりの怨恨がまとわりつく。
ロケ地
- 春日局が信綱を呼び出す際の江戸城イメージ、二条城外濠。東南隅櫓をナメて東大手門を望む図。
- 松平伊豆守邸、大覚寺大門。塀越しに宸殿大屋根を見る図も。
- 春日局の葬儀のあと、伊豆のスキャンダルについて話す百舌鳥と鷹、大覚寺護摩堂、石仏。
- 讒訴あり、幕閣に質される信綱のくだり、江戸城イメージに二条城内濠、二の丸御殿書院縁先。
- 駿河大納言ゆかりの者どもが密かに集まる屋敷、不明(緑に埋もれた屋根、イメージ)。
- 与之吉の話から小夜の正体に気付いた鷹が高崎へ馬を走らせる道、不明(道端にみっしり枝垂柳)。
- 松平邸を出てきた小夜ほ呼び止め質す鷹、大覚寺参道。
- 江戸を去る鷹と百舌鳥がゆく野道、不明(丘陵地、饗庭か)。
*春日局は北城真記子、薊の兄の風魔左源太は佐藤京一、高崎から呉服行商に来ている与之吉(百舌鳥が働く茶店の常連)は小林勝彦、忠長の近習頭だった伊豆の家来は浜田晃、駿河大納言の忘れ形見だった春日局侍女の小夜は加賀まりこ。
主人公の忍者・不知火の鷹は、滅びた不知火一族の再興を期し、金で仕事を請け負う。どうした加減か、クライアントは時の老中・松平伊豆守で、特にややこしい案件が鷹のところに回ってくる運び。彼に付くくノ一は二人、不知火の姫様な朱鷺と、ドジを踏むことが多い百舌鳥。
老中の依頼を受けて、くノ一たちと動くパターンは前半のみ。一時は百舌鳥も出ず一人旅が続くが、因縁の相手・薊は再び立ち現れる。
鷹の必殺技がタイトルになっている「かげろう斬り」、光で幻惑の趣向。上の写真の如く、掌で視界を遮り相手を怯ませるパターンが多く、アイキャッチに使われていて印象的。初期にはわざとらしい技の解説が入っていて面白い。
|