山内鉄也監督作品 1978.12.23東映
キャスト
水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/大和田伸也 うっかり八兵ヱ/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 鶴来源八郎/和田浩治 志保/山口いづみ 百合の方/鮎川いづみ 源助/谷幹一 黒部八太夫/遠藤太津朗 権蔵/富田仲次郎 笹尾喜兵衛/稲葉義男 奥村家用人/浜田寅彦 高坂半九郎/川合伸旺 下曽根金三郎/東野英心 鬼頭源心/深江章喜 前田綱紀/武内亨 丑蔵/汐路章 源心配下/牧冬吉 お松/正司歌江 お竹/正司照江 お梅/正司花枝 三吉/伊藤淳一 六兵ヱ/ハナ肇 助八/植木等 格三/谷啓 太兵衛/加藤嘉 村井主水/ 石川隼人/竹脇無我 由美/栗原小巻 奥村作左衛門/三船敏郎
命がけで助けを求めた娘の健気さに打たれ、老公は加賀へ。途中ニセ黄門に出くわす椿事あり、かるく世直しもして核心のお家騒動に介入、無骨な正義派の城代家老はすんでのところを救われる。
ロケ地
- 由美らが追われる道、崖、逃げ込むも火矢を射掛けられる小屋、不明。小屋は水食地形のアレ。
- 由美が運び込まれる西山荘、不明(萱葺民家、脇に蔵付き)。
- 由美を連れ加賀を目指す老公一行(クレジットタイトル)、川堤、地道は不明、最後は流れ橋。
- 源心が馬を駆る道、不明(道端に「小屋」のある谷地田沿いのアレ)。
- 金沢城、イメージに本物の櫓。松千代ぎみを遊ばせる庭は彦根城玄宮園。若君の傍で次席家老とその妹である御側室がよからぬ相談。
- 未だ傷癒えぬ由美を、通りかかった馬子の少年の馬に乗せる街道筋(柏崎へ三里の碑あり)、大内辻堂前(鳥居と朱玉垣をあしらい)。
- 娘に無体をはたらいている雲助を退治する山道、大内亀岡道か(切り通し)。
- 贋黄門に騙された旅籠の主が一大事と駆け込む柏崎陣屋、民家長屋門。
- 正義派の同志である御陣乗太鼓の衆が集う浜、不明(マジ海)。警戒していた見張りに連行され、太兵衛老人と引き合わされる神社、不明(相当に古そうなやしろ)。
- 加賀の殿様の帰国の行列がゆく道、不明(川堤、野洲川か)。
- 源八郎が隼人を連れ出し詰問、刃傷におよぶ葦原、饗庭か(幼松散在、台地状)。
- 事後、早々に城を抜け出した一行がゆく道、不明。城代父子と隼人が待っている道は川堤、欄干の無い土橋架かり。このあとは本物の海岸に。
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