1987.6.25テレビ朝日/東映
キャスト
菅原文太 川地民夫 白木万理 青田浩子 黒川恭祐 高山江美 近藤洋介 山口果林
原作/藤沢周平
脚本/笠原和夫
監督/鷹森立一
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身投げ女とその子を助ける極道者、母子は彼の家に居着く。困り果てる男だが、やがて情も湧いてきてしまう。彼らのため命を張って金を得ようとする男、ズタボロになって帰り着いた家からは、母子の姿が消えているのだった。
文太兄いの魅力横溢、照れくさそうな表情や、やりきれない思い極まった際の態度が可愛い過ぎ。
ロケ地
- 冒頭、熊蔵たちの営業のくだり、逃げる男女は大覚寺有栖川河床、追う男たちは大覚寺御殿川河床・勅使門橋下手。熊蔵が立ちはだかる竹林はセットにスイッチ。
- 熊蔵がみさと子らの入水を止めるくだり、中ノ島橋。母子が袂に石を入れているのは橋たもと、入水を止めるのは橋上。
- 母子に金をやって去った熊蔵、夜鷹たちに引っかかる夜道は大覚寺五社明神。姐さんたちは本殿前で焚き火をしていて、それっぽいあしらいものがなされている。熊蔵についてくるみさ母子、有栖川畔(壁にシルエット)。
- 始末屋の対抗勢力である流れ者の博打打ちが塒にしている荒れ寺、入口は大覚寺大沢池木戸。草とかいっぱいつけてある。お堂はセット撮り。
- 幼馴染の目明しが、ちかごろ狂言自殺の女が出没していることを熊蔵に告げる橋、中ノ島橋上。むしゃくしゃしての帰り道、身投げごっこを子らに教唆するみさの倅を目撃する小橋、上賀茂神社ならの小川神事橋。
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