1987.5.14テレビ朝日/東映
キャスト
菅原文太 荻野目慶子 二宮さよ子 阿藤海 西田健 花沢徳衛 神山繁 三浦浩一
※側用人の取り巻きの一人に福ちゃん、新左乗り込みシーンにいる。
原作 藤沢周平「臍曲がり新左」
脚本 柴英三郎
監督 工藤栄一
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泰平の世には生きにくい、戦国期を知る男・新左。殿様を篭絡する君側の奸を斬るが、女衒紛いの諂いに怒った理由は、遠い日の記憶にあった。
今度も報われそうにない新左だが、臍曲がりの二代目候補は決まりそうなのだった。
ロケ地
- 登城風景、彦根城天秤櫓の内外。
- 側用人・篠井右京が不正をしたという話で出る、砂金を生じる谷、清滝川。
- 新左の回想、ロングの戦場は不明(バンクフィルムと思われる)。足を負傷した14歳の少女が隠れていた小屋は酵素河川敷にあしらい。
- 殿様の寝所から逃げてきた佐久を助けるくだり、妙顕寺。佐久が隠れているのは尊神堂縁下、新左は尊神堂・三菩薩堂間の渡廊(以前あった反木の一件)をくぐってやって来る。単衣で裸足の佐久をおぶって帰る新左を囲み誰何する追っ手、本堂・方丈間の渡廊下。このシークエンスは夜間撮影。
- 篠井を斬って帰宅した新左、平四郎に語る昔話で出る、助けた少女を殿の伽に供した図書に食ってかかるシーン、陣中の殿様の寝所は永観堂御影堂(放生池石橋越しのショット、夜間撮影)。
- 篠井一族の報復もなく、去り状を渡した妻も戻りめでたしのラストシーン、新左宅の門は妙心寺大龍院か(向かいの塀や通用門も使用か・セット併用の模様)。
※放送日時について、テレビドラマデータベースを参照させていただきました。
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