1991-1992テレビ朝日/東映 キャスト 徳川吉宗/松平健 おさい/浅茅陽子 紋次郎/渡辺篤史 お葉/伊藤つかさ 才三/五代高之 茜/入江まゆ子 おちよ/田中綾子 大岡忠相/横内正 常吉/白井滋郎 伊助/斉藤弘勝 六太/原亮介 才次/真砂皓太 源八/大石源吾 おはる/山本真由美 田之倉孫兵衛/船越英二 辰五郎/北島三郎 第60話「父の敵は愛しの人!」 1992 20 金で殺しを請け負う稼業の者が暗躍、元締の金龍山は口入屋の橘屋、作事奉行と結託して公共工事一手に負う、表の顔もワル。 ロケ地
*お順の借金のことで高利貸のもとに乗り込む辰五郎、六兵衛のうしろでおどおどしている手下に福ちゃん。 第61話「さらば!悪名の男」 1992 20 母を亡くしてからグレた桶屋の息子・真吉は任侠に憧れ、代貸の蝮の浅八と盃まで交わしてしまう。しかし浅八は作事奉行と裏で結託し地上げを行うなどの悪党、案じた周囲の助言も聞かぬ真吉のため浅八に談判の新さんは、極道の酷さを知らしめてやってくれと依頼する。 ロケ地
*蝮の浅八に誠直也、奉行が成敗されたあと潔くバッサリ殺れとどっかと座るが、真吉の顔を見て「無様にうろたえる芝居」を打つ。それだけでなく獄門台で泣き喚くなど徹底。子分に丹古母鬼馬二の姿も。ラス立ち、作事奉行配下の侍に福本先生、一瞬だけど斬られてスゲー顔のアップあり。 第62話「めおと三味線上州しぐれ!」 1992 あらぬ罪を着せられ三山藩を追われた加納伊三郎は旅芸人の一座に一家で身を寄せていたが、過去からの魔手に捕まり江戸で客死。残された母子は伊三郎の遺髪を故郷にと旅立つがその身辺にも迫る手、新さんは父の死を見て刀を怖がるようになった遺児・正太郎のため両刀を脱し、町人に身をやつして付き添う。幾度かの危難を乗り越え伊三郎の菩提寺に辿り着く一行、家老の差し向けた手勢が襲うのを正太郎が投げた遺品の脇差で仕留めた新さん、脇差の鞘から家老らの悪行したためた伊三郎の書付発見。その足で家老宅に乗り込み、つるんでいた材木商ともども成敗。 ロケ地
*上様、宿場ごとにおりくにつきあい「流し」で喉を披露。体でかいから派手。 第63話「三年目の新妻化粧!」 1992 21 先代に拾われお家に大恩を感じる古風な忠義者・川口彦太郎は、当主の跡部主計頭が同僚に恥辱を受けたと地団駄踏むのを見、暇乞いして相手を討ち果たす。そのまま出奔した彼だが、江戸に戻ると何故か上位討ちの命が下っていて襲撃される。先代とはがらりと品下る主計頭は、彦太郎を偽りライバルをまんまと葬ったのだった。彦太郎は、救ってくれた朝右衛門のもとから性懲りも無く何度も逃げ出し殿に諫言するが聞き入れられる訳もなし、始末されかかるところへ上様の正義の扇が飛んでくる。 ロケ地
*彦太郎に南条弘二、小夜に武田京子。跡部に亀石征一郎、凶悪にして悪辣で目なんかギラギラ。小夜に無体をはたらき噛まれる場面なんかも。配下のラス立ち要員に福ちゃん、先頭切って出てくるが上様が構えると真っ先に後退して座敷へ逃れる。このあと三回たっぷりぶっ叩かれてのわぁ↓相変わらずくるりとのけぞりタメを利かせて倒れる。跡部の手下で朝右衛門と張り合う用心棒の岩尾正隆も見もの。 第64話「危うし!吉宗、妖刀村正騒動」 1992 お城の宝物蔵から村正を盗み出させ、抜き身持ってけたけた笑う尾張藩江戸家老。村正が徳川家に仇なす刀である「伝説」を得々と語り、吉宗暗殺計画を練る。まず田之倉の刀を村正とすり替えて、なんてプランを立てる…村正を手にしたじいが妖刀に操られて上様に斬りかかるって寸法(イメージ映像つき)、これは村正盗難に気付いたじいが城中に大刀持ち込み禁じちゃってボツ。次には増上寺参詣の折を狙って刺客団を差し向けることになり、飼ってる道場主に手練れ集めるための武道大会(賞金つき)を開催させる運びに。これに参加しちゃう上様、理由はめ組に賞金ねだられたから。新しい竜吐水買う予算が無い・将軍がケチだからと言われ、つい引き受けてしまう徳田新之助。 ロケ地
*会場へ届けられるお葉たちの心尽くしの弁当(二段重)、あの中の丸い赤いの、プチトマトじゃないだろうな。気になって寝られない。 第65話「陰謀あばいた饅頭姫!」 1992 21 災害続きで日本一貧乏な椎谷(読みは「しいや」、越後)藩にお家騒動、藩内に銀山を発見した跡継ぎ姫の叔父が老中や悪徳札差と結託して藩主の座を奪おうとする。姫は心労から過食症に罹っていて、これが追い落としのネタになる。手口たるや、饅頭屋に代金滞納してると訴えさせたり、瓦版に「妖怪饅頭姫」なんて書かせ恥辱を与えるという卑劣なもの。そのうえ、銀山の件で百姓から土地を取り上げ、お上に訴えようとした民を襲ったりもする。 ロケ地
*老中に江見俊太郎、叔父に小野進也、苦労性の家老に小林昭二。ラス立ちには福本先生、上様に二回ぶっ叩かれる…才三にも斬られていたような気がするが、あまりの高速回転ゆえお顔はきちんと見えず。 第66話「鉄火芸者に花一輪」 1992 徳田新之助が出会った気風のいい芸者・小太郎。剣突を食らわされ喧嘩腰の初対面、雨の天神様でふと触れ合う機微、しかし小太郎は仇討ちの使命を帯び同志とともに欲深大目付・京極丹波を付け狙う、亡き広江藩主の恋人だった。小太郎たちの動きを知った新さん、危ないと止めるが同志たちは次々と京極に弊されてゆく。どうでも京極を討つ覚悟の小太郎に、身分を明かした上でつきあう上様なのであった。 ロケ地
*小太郎に岡まゆみ、つゆ八に頭師佳孝、京極丹波は田口計。ラス立ち福ちゃん入り。 第67話「謎!流人船いずこへ」 1992 八丈送りの罪人たちが食い物にされる悲話。浦賀に出張る徳田新之助、贅沢に本物の海をふんだんに使った旅もの。 ロケ地
*竜神岬へ誘き出される菅貫、上様に「場所言ってナイのになんで判るの」とやられ目を泳がす…スガカンはこの仕草がたまらないんだよね。海辺でのラス立ち福ちゃん入り、地回りの用心棒の浪人。 第68話「お見事、上様の恋指南!」 1992 時々回ってくる「プッツン姫」もの。今回は小太刀の名手で男装して歩き行く先々で男に喧嘩を売り叩き伏せ、自分より強い「婿」を求める婚期逃しかけの大身旗本の姫様。もちろん新さんにこてんぱんにやられメロメロという筋書き。 ロケ地
*ラス立ち要員に福本先生。姫の父・勘定吟味役の小牧出羽守に懐かしの焼津の半次、品川隆司。 第69話「誘拐!乙女涙の初恋」 1992 21 奥女中の鈴加がさらわれるが、遠因は彼女の父。幕閣に金をばらまき次期勘定奉行職を狙う彼は、石見代官当時卑劣な手段で忍者くずれの一族を陥れ大量の銀塊を手に入れていた。 ロケ地
*次郎太に伊吹剛、矢野左近太夫に中田浩二。*次郎太らに追われる才三を斬り捨て堀ドボンのお芝居で一味に加わる上様、あとで這い上がってきた才三が「冷や汗もんだぜ」。 第70話(終)「献上雪が飛び散った」 1992 雪国から真夏に将軍に献じられる雪、輸送に狩り出される農民の苦衷。そのうえ、この「お雪さま」は上様を暗殺する小道具に使われようとしていた。輸送に狩り出された許婚者を救おうと江戸へ訴状を持ってやってきた娘と関わりあった上様、陰謀の黒幕を突き止め万事解決の大活躍。最後は雪の献上をやめさせ恋人たちが故郷へ帰るのを見送り、第四シリーズの幕を閉じる。 ロケ地
*陰謀の主・神君の血筋ながら人柄を危ぶまれ閑職の仁科兵庫介に佐藤仁哉。もちろん冷遇を恨んでのことだが、計画は将軍暗殺に加え江戸を火の海、その灰塵の中からワシが立って天下をという、由比正雪かオマエは状態。手下は浪人だし。ラス立ちには鉄砲奉行・仁科配下の侍に福本先生。献上雪すり替えの時にもいて、こちらは中田博久一味の浪人。 ★注意 |