中仙道のつむじ風

松田定次監督作品  1963.3.31東映

キャスト
松方弘樹 桜町弘子 北条きく子 品川隆二 薄田研二 柳永二郎 多々良純 千秋実 戸上城太郎 楠本健二 加藤浩 水野浩 尾形伸之介 香川良介 時田一男 阿波地大輔 有川正治 近衛十四郎 里美浩太郎
脚本/鈴木兵吾

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 雨宿りで一緒になったきれいな武家娘に一目惚れする渡世人、しかし彼女には思う人があった。見せつけられて煩悶する若者だが、娘の幸福を思いキューピッドをつとめることに。
以降、小田井宿で繰り広げられる悪代官と侠客との抗争に、この男女の機微が織り込まれてお話が進んでゆく。

ロケ地

  • 御嶽のご神木の桜を切って里人に咎められる侍(門倉)、大原野神社参道鳥居か(田地にぽつんと立つ)
  • 中山道・甲州街道分岐の辻、不明(山麓の地道)。街道をゆく百太郎のシーンは見下ろし遠望のアングル、雨宿りの小屋のシーンでセットにスイッチ。
  • これより小田井宿の道標がある街道、不明(湖西の棚田か、丘陵地)。百太郎と志保が歩む街道、不明(辻に松の大木が聳え、谷地田っぽい畦道のアレ)
  • 半蔵が田無の若いのに呼び出され囲まれる野原は水辺を表現したセット、百太郎や志保たちがが駆けつけるシーンはロケっぽい(林)
  • 思いが通じ合った志保と半蔵を見て酒肆を飛び出す百太郎、立ちつくす水辺、不明(川岸)
  • 門倉たちと死闘を繰り広げる石切場、不明(白い崩壊地形は白水峡に似るも、湖南アルプスっぽい感じも)

※近衛十四郎と松方弘樹の親子競演は敵同士設定、容赦なく棒きれでぶっ叩く近衛のダンナが迫力。


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