狐のくれた赤ん坊

三隅研次監督作品  1971.5.29大映

キャスト
勝新太郎 大谷直子 中谷一郎 田子ノ浦忠雄 藤原釜足 美川陽一郎 田武謙三 岸田森 大川修 花布辰男 原聖四郎 黒木現 沖時男 森章二 香川雅人

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 ひょんなことから赤子を拾い、育てる羽目になる川人足。はじめは戸惑い迷惑そうにしていた寅八だが、博打も喧嘩も酒も絶ち、大甘おやじになりはてる。
子は次第に目をひく利発さを見せるようになり、寅八は有頂天。しかしある日、吹いた法螺のとおり、「若君にお迎え」が来てしまうのだった。

ロケ地

  • 大井川渡し場、木津河原。寅八がいるのは金谷宿。
  • 熱を出した善太のため京の名医を求め街道を駆ける寅八、島田から丸子へかけての街道の描写、古い家並みや田畔の地道、茅葺民家など。途中で渡る橋は中ノ島橋
  • 大名ごっこをしている善太のところへ、ねだられていた刀を持ってきてやる寅八、大堰川堤と周辺か(林に稲荷の鳥居がのぞく)。このあと本物の大名行列と対峙してしまうシーンは堤上。
  • とっ捕まった善太を案じ、松平対馬守が宿にする本陣前をうろつく寅八、民家前。
  • 対馬守の家来・勝谷に身代わりを申し出る寅八、塔頭前庭か。
  • 寅八を入れる予定の早桶を担いでとぼとぼ本陣へ向かう町衆、西蓮寺石垣脇。

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