2012年NHKBSプレミアム、地上波は2013年春にOA
音楽/井筒昭雄 講釈/旭堂南陵 初代佐助の声/JJ Sonny Chiba(千葉真一)
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第1話 「秘伝七術の巻」 2012.10.12 ※地上波OA 2013.4.11
椚の里で燻っていた、「伝説の忍者の孫」は、マドンナとの出会いにより都へ。
熱き心のまま、人の役に立とうとした青年だが、ウブすぎて苦い汁を飲まされる。そんな佐助を、姫さまは優しく励ましてくれるのだった。
ロケ地
- 家康の輿が出てくる二条城、二条城本丸櫓門。駿府へ帰還のところを猿飛佐助(初代)に襲われる林、不明(山中林間)。
- 猿飛佐助の孫・佐助と仲間がトレーニングの山、湖南アルプス。雑木林は不明(平地のもよう)。将来を語り合う三人、湖南アルプス若布谷河口の巨岩上。
- 京へ帰ると飛び出したお市、佐助が連れ戻しに追ってゆく谷は若布谷か(ごろごろ岩の谷)。危機一髪の橋、不明(深い谷に白い岩ごろごろ…愛知川水系みたいな河床。橋を架けてある岩が同じところかも不明)。お市を助けたあと、焚き火して話を聞く川べり、天神川。
- 都を見遣る峠、若草山。
- 佐助に縋り、梅宮主膳呼び出しを言伝する若侍たち、日吉大社境内・走井橋下手大宮川河床。
- 主膳が赴き危ない目に遭う東山離宮跡地、安楽律院。立ち回りは遺構上、塀や小柴垣、燈篭を持ち込んである。徳三郎が藩士を片付けるのは境内の坂。
- 主膳の危機に気付き駆けつける佐助、神護寺和気公廟所前を走り抜ける。
キャスト
猿飛佐助/伊藤淳史 お市/水川あさみ 才蔵/細田よしひこ さぼてん/川崎亜沙美 服部伴蔵/波岡一喜 橋本鉄之助/F・ジャパン 孫兵衛/南谷峰洋 徳川家康/海原はるか 赤目/虎牙光輝 北倉治重/梅沢富美男 徳三郎/柳葉敏郎 お辰/浅野ゆう子 梅宮主膳/堺正章
作/金子成人 演出/石塚嘉
撮影協力
滋賀ロケーションオフィス、フィルムコミッション・奈良県サポートセンター、松竹撮影所
※家康は追い詰められるが髷切られるだけ→お馴染みの、残り髪が風にそよぐハゲからかいネタ。
第2話 「忍の巻」 2012.10.19 ※地上波OA 2013.4.18
長屋を宛がわれる佐助だが、そこには食い詰め浪人がたむろ。さっそく騒ぎに巻き込まれるが、よりにもよって姫さまの思いをないがしろにしたうえ、彼女を危険に晒すことに。
しかし、人を思う心は、佐助に階梯をひとつ登らしめるのだった。
ロケ地
- お市と町で出会う佐助、二人して長屋へ向かう途中の道は大覚寺大沢池木戸〜有栖川畔。露店をあしらい。互いの身の上を話すくだり。
- お市がさらわれたと知った佐助、母親と口論して飛び出し、激情のままよじ登る石垣、彦根城天秤櫓石垣。明け方に走る山道は不明。
- 赤目を倒したあと、謎のサゼッションにより赴く黒谷・捉安寺、安楽律院山門。内部はセット撮り。赤目を始末する伴蔵のシーンも境内か。
- お市を「助け出し」帰る佐助たち、途中忍びの極意を体得したことを語るシーンは若草山、二重目付近で南望の絵。
キャスト
猿飛佐助/伊藤淳史 お市/水川あさみ 才蔵/細田よしひこ さぼてん/川崎亜沙美 服部伴蔵/波岡一喜 岩村蛍雪/戸田昌宏 高山/ガダルカナル・タカ 赤目/虎牙光揮 橋本鉄之助/F・ジャパン 清田与太夫/湯浅崇 北倉治重/梅沢富美男 徳三郎/柳葉敏郎 お辰/浅野ゆう子 梅宮主膳/堺正章
撮影協力
滋賀ロケーションオフィス、フィルムコミッション・奈良県サポートセンター、松竹撮影所
作/金子成人 演出/石塚嘉
※椚の里は、甲斐山中の隠れ里と冒頭ナレーション
第3話 「風の巻」 2012.10.26 ※地上波OA 2013.4.25
陥れられた姫さまの父上のため、佐助は仲間とともに奔走。
所司代についた伊賀忍者との戦い、「奥義」モモンガなど、アクションとお笑いを織り交ぜて見せる。
ロケ地
- 高山浪人たちがいた寺へ走る佐助、山道は不明(林道、酵素か)。鷹峯の寺は安楽律院山門、坂をおりてくる徳三郎を目撃。惨劇の痕跡を見るお堂内部はセット撮り。
- 梅宮主膳の代わりに所司代へ赴く勘定方・橋本、表構えは随心院薬医門。
- 渡海屋へ忍ぶ佐助、橋本との会話を聞いたあと飛び越えてくる塀、随心院裏塀(ここで仲間と合流)。虚無僧の尾行に気付き散開、逃げ回るくだりは随心院長屋門前からパーキング方面路地、林のシーンは下鴨神社糺の森へスイッチ、三人が揃って追い込まれる窪地は池跡(ここで服部伴蔵らと乱闘)。
- 所司代を探る三人、変装して前を通るシーンは随心院薬医門。俵詰めの佐助を送り込むくだりは大覚寺明智門まわり。これに先立って高所から明智陣屋を俯瞰する絵も出てくる。石垣をよじ登るシーンは彦根城か。
キャスト
猿飛佐助/伊藤淳史 お市/水川あさみ 才蔵/細田よしひこ さぼてん/川崎亜沙美 服部伴蔵/波岡一喜 岩村蛍雪/戸田昌宏 石倉/団時朗 黄不動/土平ドンペイ 橋本鉄之助/F・ジャパン 孫兵衛/南谷峰洋 北倉治重/梅沢富美男 高山(回想)/ガダルカナル・タカ 赤目(回想)/虎牙光揮 後藤(回想)/加藤正記 徳三郎/柳葉敏郎 お辰/浅野ゆう子 梅宮主膳/堺正章
撮影協力
滋賀ロケーションオフィス、松竹撮影所
作/金子成人 演出/安達もじり
※高山たちが居た寺、鷹峯設定←佐助が徳三郎を問い詰める際、「鷹峯の寺に何しに行った」の台詞
第4話 「人の巻」 2012.11.2 ※地上波OA 2013.5.2
ワカモノは、身分という壁を知るが、乗り越えられる気がしている。友もそれぞれ、何かにぶち当たっては越えてゆく。
母は「夫」と対話し、姫さまは佐助の落胆を気遣う。
裏では、陰謀が頭をもたげ始めていた。
ロケ地
- 清太郎の父のことで怒った佐助、店立てのバイトをしていた才蔵をなじりにゆくくだり、才蔵の小屋は酵素か。
- さぼてんのため、郭雲坊に会いにゆく佐助、山道は酵素ダートか。郭雲を呼び出し話す境内は神護寺石段中ほど(見上げ・見下ろし両アングル)。その帰り、都を見下ろす山、若草山(市街地を合成)。寺の設定は東山。
キャスト
猿飛佐助/伊藤淳史 お市/水川あさみ 才蔵/細田よしひこ さぼてん/川崎亜沙美 服部伴蔵/波岡一喜 岩村蛍雪/戸田昌宏 黄不動/土平ドンペイ 郭雲坊/坪田秀雄 孫兵衛/南谷峰洋 羽田清太郎/小笠原弘晃 北倉治重/梅沢富美男 徳三郎/柳葉敏郎 お辰/浅野ゆう子 梅宮主膳/堺正章
撮影協力
フィルムコミッション・奈良県サポートセンター、松竹撮影所
作/金子成人 演出/安達もじり
第5話 「活の巻」 2012.11.9 ※地上波OA 2013.5.16
所司代が持ち込んだ無理難題は、姫さまの縁談。婿がろくでもない上に陰謀まみれ、どう転んでも高波藩はヤバい感じ。
懊悩の果て、佐助は荒事に走るが、悪の親玉を仕留められないのだった。
ロケ地
- お市が琴を弾き、前端玄蕃頭と北倉治重が音を聞く座敷、金戒光明寺方丈座敷。虎の襖絵が映っていて、開け放たれた先に石庭が見えている←佐助が潜んでいる趣向。このシークエンス、導入は紫雲の庭から方丈甍を望む図。
- 高波藩の窮地にすげない徳三郎、怒った佐助が帰る彼を呼びとめ詰問する林、随心院裏手林間。裏塀も映り込んでいて、息子の行為を止めようとしたお辰は、塀南東角から現れる。
- 懊悩し、空から何かをつかみとろうとする佐助、若草山。二重目付近、今回はいろいろなアングルが見られる。
- 所司代へ忍び込む佐助、大覚寺有栖川河床(夜間撮影)。ここから壁に取り付く趣向、建物部分はセット撮り。設定は、所司代建物際の溝か、あるいは堀川か。
キャスト
猿飛佐助/伊藤淳史 お市/水川あさみ 才蔵/細田よしひこ さぼてん/川崎亜沙美 服部伴蔵/波岡一喜 岩村蛍雪/戸田昌宏 佐々木/金山一彦 橋本鉄之助/F・ジャパン 北倉治重/梅沢富美男 前端玄蕃頭/我修院達也 徳三郎/柳葉敏郎 お辰/浅野ゆう子 梅宮主膳/堺正章
撮影協力
大覚寺、大本山くろ谷金戒光明寺、松竹撮影所
作/オカモト國ヒコ 演出/石塚嘉
※佐助の刃を止めようとしたお辰、渡海屋番頭の正体をつらっと暴露。
※玄蕃頭は信州・広見藩の殿様、将軍家の親戚筋の馬鹿殿。今までに正室を四人、側室ほか何人かも斬り殺している危ないヒト。
第6話 「同の巻」 2012.11.16 ※地上波OA 2013.5.23
姫さまの縁談を止められず、苦しむ佐助。そんななか、同じ長屋に住む浪人の妻が、玄蕃頭に惨殺されるという悲劇が出来。
「父のアドバイス」が効き、仲間とともに玄蕃頭を追い込む佐助だが、他ならぬ「父」に危難が及んでしまうのだった。
ロケ地
- 姫さまのところから帰る佐助、走る山道は酵素ダートか。倒れ伏し吼える山、若草山。
キャスト
猿飛佐助/伊藤淳史 お市/水川あさみ 才蔵/細田よしひこ さぼてん/川崎亜沙美 服部伴蔵/波岡一喜 岩村蛍雪/戸田昌宏 白石/茂山宗彦 佐々木/金山一彦 北倉治重/梅沢富美男 前端玄蕃頭/我修院達也 猿飛鬼丸(徳三郎)/柳葉敏郎 お辰/浅野ゆう子 梅宮主膳/堺正章
撮影協力
フィルムコミッション・奈良県サポートセンター、松竹撮影所
作/オカモト國ヒコ 演出/安達もじり
第7話 「殺の巻」 2012.11.23 ※地上波OA 2013.5.30
徳三郎の投獄で梅宮は窮地に陥るが、「鬼丸」の超人的な働きで形勢は変わる。「父」の任務の真実を知らされた佐助は、怒りもするが己の使命も覚る。
所司代を黙らせるアイテムを奪取した佐助は、仲間にブツを託し自分は囮に。追ってきた伴蔵の手裏剣は佐助の胸に刺さり、絶体絶命。
ロケ地
- 清の商人・張朱龍が人を待つ船着き、大覚寺遣水跡汀。破牢してきた徳三郎が現れ、割符を強奪。夜間撮影。
- 佐助の母を縛り上げ、隠れ家から逃げ戻るお市、走る山道は酵素か。
- 鬼丸が初代に命じられた任務のことを話す隠れ家のくだり、鞍馬山中イメージの山なみ、不明。
- 所司代に侵入し割符を奪ったあと、囮となって忍びと戦う佐助、彦根城。堀端の土塁脇、石垣際、櫓など使用。この間、逃げるさぼてんたちの描写が濠で。伴蔵の手裏剣を食らい濠にダイブの佐助、寄った絵の芝居は彦根城内だが、遠景の石垣と濠は大阪城。
- 翌朝、川中に横たわる佐助、清滝川。
キャスト
猿飛佐助/伊藤淳史 お市/水川あさみ 才蔵/細田よしひこ さぼてん/川崎亜沙美 服部伴蔵/波岡一喜 岩村蛍雪/戸田昌宏 佐々木/金山一彦 張朱龍/張春祥 橋本鉄之助/F・ジャパン 熊井/徳永淳 北倉治重/梅沢富美男 猿飛鬼丸(徳三郎)/柳葉敏郎 お辰/浅野ゆう子 梅宮主膳/堺正章
撮影協力
大覚寺、滋賀ロケーションオフィス、松竹撮影所
作/金子成人 演出/石塚嘉
第8話 「天の巻」 2012.11.30 ※地上波OA 2013.6.6
そんな展開があるはずもなく、佐助復活。そして鬼丸に戻った父は、浪人蜂起を「天の時」と言い放つ。
猿飛たちの働きで所司代の野望は挫かれ、大きな戦いを経て佐助はまたひとつ階梯をのぼってゆく。
ロケ地
- 巌の上に立ち佐助を思うお市、不明(山腹、ガビガビの岩肌)。佐助が目覚める谷川、清滝。お市のもとへ駆け戻る佐助、再会の抱擁は谷山林道(首無地蔵付近切通し)。
- 父から訓練を受ける佐助、竹林と山肌は不明。焚き火する父の隙をつこうとして失敗するのは酵素河川敷。
- 慌しく捕方が出てゆく所司代、その門を入ってゆく梅宮主膳、随心院薬医門。
- 捕方から助けた浪人たちを連れてくる山、若草山。見下ろす奈良市街は、煙上がる京の町に変えられている。
- 恨みをこめて佐助を襲う伴蔵、酵素河川敷。簡素な小屋など設営されていて、雨降らし演出もあり、泥濘での死闘もある。
- 仕官の話が出たあと、お市と今後について話す佐助、大覚寺大沢池舟着(小)。カメラ池からも。
- 京を出てゆく佐助、お市が追ってくる街道は山室堤。
キャスト
猿飛佐助/伊藤淳史 お市/水川あさみ 才蔵/細田よしひこ さぼてん/川崎亜沙美 服部伴蔵/波岡一喜 岩村蛍雪/戸田昌宏 真田/マイク・ハン 谷本/杉森大祐 橋本鉄之助/F・ジャパン 北倉治重/梅沢富美男 猿飛鬼丸/柳葉敏郎 お辰/浅野ゆう子 梅宮主膳/堺正章
撮影協力
大覚寺、フィルムコミッション・奈良県サポートセンター、松竹撮影所
作/金子成人 演出/石塚嘉
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