2014.3.15-16 テレビ朝日/東映
キャスト
宮本武蔵/木村拓哉 佐々木小次郎/沢村一樹 お通/真木よう子 吉岡清十郎/松田翔太 朱実/夏帆 お甲/高岡早紀 吉岡伝七郎/青木崇高 本阿弥光悦/森本レオ 植田良平/東幹久 祇園藤次/デビッド伊東 青木丹左衛門/鶴見辰吾 池田輝政/笹野高史 石母田外記/竜雷太 法師/平泉成 伊織/鈴木福 阿厳/宇梶剛士 木村勘九郎/袴田吉彦 細川忠利/渡辺大 岩間角兵衛/今井雅之 佐助/緋田康人 赤壁八十郎/ガダルカナル・タカ 庄田喜左衛門/高杉亘 赤塚真人 鶴田忍 篠塚勝 比留間由哲 安藤彰則 吉澤健 福本清三 谷口高史 日観/西田敏行 吉野太夫/中谷美紀 お杉/倍賞美津子 柳生石舟斎/武田鉄矢 妙秀尼/八千草薫 又八/ユースケ・サンタマリア 沢庵/香川照之
原作/吉川英治 脚本/佐藤嗣麻子 ナレーション/市原悦子 アクション監督/谷垣健治 監督/兼崎涼介
テレビ朝日開局55周年記念、2夜連続ドラマスペシャル。
新機軸の殺陣を盛り込んだ、アクションに注目の「武蔵」。関ヶ原から巌流島までを描く。
ライバルの、個性的な脇も光る。
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第一夜 ロケ地
- 吉岡道場に乗り込む武蔵、妙心寺龍泉庵門内外。道場内部もロケか、緑を映し込む鏡面のような床が美しい。後段、時系列通りに出る際には、渡廊なども映る。
- 関ヶ原合戦、亀岡山中か。面頬つけた小次郎と際会。
- 作州宮本村近く(?)、残党狩りに追われるたけぞう、不明(山中斜面)。
- 本位田のおばばが語る、たけぞうの犯した悪行、鳥居本八幡宮広場。高札を真っ二つにしたりもする。
- 祭礼の広場へなだれこむ、たけぞうを追う残党狩りの侍たち、走田神社本殿前に露店等あしらい。舞台でお通を人質にとっているところ、沢庵が現れてたけぞうを捻る。
- お通を連れて逃げるたけぞう、見張りを倒し馬を分捕るのは酵素ダート河畔、その後追っ手かかり逃れる斜面も酵素か。二人野宿する林間は不明、例の「大岩」と思われる。追っ手に見つかり追い詰められ落ちる崖は保津峡落合落下岩、保津峡にドボン(ロング)。その後二人は保津峡巌に上がり、追っ手は清滝河口を捜索。丹波国境、見張りを覗き込むたけぞうは不明、谷山林道みたいな崖。寝込んだお通を隠してある洞窟、井上長石鉱山か。沢庵を頼ったあと、捕らわれて連れて行かれる姫路城、大天守下をイメージに挿入。
- お通が光悦に保護される屋敷イメージ、安楽寺山門。旅立つお通のシーン、大覚寺境内か。
- 姫路城天守幽閉を解かれ出てゆく「武蔵」、二条城北大手門。外から門内を覗き込むアングルでロング、背景に天守を合成。ずっと沢庵と話しつつ歩いてきて、門のところで別れる。
- 吉岡道場、妙心寺龍泉庵。
- 殴り込み後の夜、次はと思案する武蔵、夜の野は広沢池東岸(本来は池底のあたり、水無し)。葦原から朱実が現れ、次いで吉岡清十郎が現れ、二人は対峙。池底に鳥居などあしらわれている。
- たけぞうの今を目撃し一念発起の又八、石運びに働く伏見城は伊賀上野城(公園内石垣)。
- 奈良入りの武蔵、奈良イメージは興福寺五重塔下に鹿遊ぶ図。野良仕事中の日観の傍を通り過ぎる際、怖じて飛びのくシーンは不明、どこか寺院の裏か。興福寺塔頭・宝蔵院は萬福寺。まず大雄宝殿正面が映し出され、回廊を案内される武蔵が来て、阿厳と決闘する境内は法堂前白州。阿厳を倒し出てきた武蔵と日観が話すシーン、慈眼堂墓地と廟所前。
- 海路での吉岡伝七郎と佐々木小次郎の出会い、船は神戸海洋博物館展示か。
- 柳生へ向かう途中、お通に似た女を見る武蔵、不明(小丘)。
- 柳生、石舟斎の隠居所は教林坊、門や庭をたっぷり使用。「額縁」からのショットもある。柳生の里を遠望する絵は、三井寺(塔や観音堂)。
- 吉岡清十郎との対決を前に、今まで負けた事象を思い出し咆える竹林、北嵯峨か。
- 妙秀尼が武蔵の殺気に怖じるシーン、大覚寺天神島。尼はスダジイの裏で摘み草中。
- お通がおばばに斬りかかられる夜道、酵素ダートか。
第二夜 ロケ地
- 刃を持ったおばばを見咎める沢庵、あたりを捜すと崖下にお通が倒れている夜道、酵素か。
- 三十三間堂、セット。
- 江戸へ赴く沢庵、妙秀尼にお通を預けてゆくくだり、屋敷イメージに安楽寺山門。
- 一乗寺へ向かう武蔵を待ち構えていて、生きて戻ったならと対決を申し込む小次郎、上賀茂神社ならの小川畔(夜間撮影)。このとき、武蔵が果し合いと聞き病をおして駆けつけるお通、妙秀尼に介添えされながらゆく夜道は二尊院紅葉の馬場(お通は具合悪くして坂下でへたり込み/尼が水を汲みに行く小川はならの小川/お通は武蔵と会えるが、引き止めはならず)。
- 一乗寺下り松の大乱闘、亀岡某所か。戦いが終結したあたりに被る、笛を吹くお通のシーンは大覚寺天神島。
- 無動寺へ保護されていた武蔵のところへやって来て所業を詰り、退去を申し渡す叡山僧、萬福寺大雄宝殿堂内。無動寺の和尚と話すシーンは堂外、お堂基壇上の壁際。
- 武蔵がおばばをおぶって行く比叡山麓の山道、不明。おばばに逃げられたあと又八と出会う茶店も不明・同所と思われる。
- 武蔵とお通の仲に嫉妬した又八、武蔵に会いに瀬田へ急ぐお通の前に現れるのは仁和寺九所明神拝殿脇、林間と塀際。お通を括って閉じ込めるお堂は大覚寺護摩堂。
- 瀬田で石母田と会い、関ヶ原で西軍に与した者はどこへも仕官できぬと聞かされたあと湖(?)に大小を棄てる武蔵、琵琶湖東岸水制上。
- 縄を切り逃げ出すお通、走る道は大覚寺大沢池北辺並木。怒気を発しながらお通を捜す又八、大覚寺放生池堤←ここへ奈良井大蔵が現れる。釣りをしながら、秀忠暗殺の段取りを話す大蔵、大覚寺大沢池船着(大)。
- 剣を捨てた武蔵が開墾する下総・法典ヶ原、酵素河川敷。はじめ武蔵の行為を嘲り笑う里人の一人に福ちゃん。
- 細川忠利の御前に出る小次郎、小倉藩江戸屋敷の庭は二条城二の丸御殿内庭。このあと、細川家家臣・岩間と話す市中は南禅寺三門。
- 小次郎が武蔵を捜しあててやって来るくだり、二人が話す間家から出て笹笛を吹く伊織少年、清滝河原。
- 江戸城イメージ、姫路城西の丸。普請場でわざと騒ぎを起こし捕まる又八、伊賀上野城天守下・このあと「処刑」の際にも天守がイメージに。
- 奈良イメージ、興福寺五重塔下・鹿付き。日観の寓居、第一夜と同じ。武蔵が会いにやって来るくだり。
- 下総を出て汀をゆく武蔵、琵琶湖東岸(佐波江浜汀、北望/日野川河口の州が見えている)。この先で棄てた筈の刀を発見。
- 巌流島へ船で渡る武蔵、琵琶湖。船島は琵琶湖東岸・佐波江浜。
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