桃太郎侍

第112話 「紅い花散る地獄旅」 1978.12.3

 何やら深刻な事情を抱えていそうな武家娘と関わる桃さん、お家騒動が持ち上がっている彼女の国へ。道中、数多の刺客に襲われるが、からくも倒した男の一人は、彼女の父・城代腹心の配下なのだった。

保津峡落合

ロケ地

  • 長屋へ入った間抜けな泥棒(小島三児)から聞いた骸を確かめに船小屋へ行く桃さん、広沢池東岸汀に設営。先に浜路(松原智恵子)が来ていて、桃さん犯人扱いで刃を向けられる。上野・奥平藩城代家老の娘という設定。
  • 浜路を送ってゆく夜道で刺客が出る町角、大覚寺五社明神
  • 上野をさして街道をゆく桃さんと浜路、大内辻堂付近か(平地)。道隈の地蔵堂でお昼をつかう田之助は大内辻堂脇、演出されている道標には日光街道・中仙道分岐の表記、祠の裏を通ってゆく侍の一団は八木道へ、こっちが日光街道方面らしい。
  • 川辺で休む桃さんと浜路、保津峡落合河口汀。ここへ落石、直後に中華刺客男女三人の襲撃。やり過ごして逃げる山中の林間、および田之助と合流する街道は不明(切り通しの林道、雑木も多いので谷山林道ではなさそう)
  • 中華刺客の女が目付役・浅井に失敗を報告する山道は大内・亀岡道の坂。
  • 鴻巣?泊まりのあと、山道をゆく桃さんと浜路、不明(中仙道の道標が細工されていて山へ迷い込み)。行き暮れて灯りの漏れる家に宿を求めるシーン、崖下の家は酵素か。
  • 事後、田之助と帰り道の桃さん、大内亀岡道〜辻堂付近。桃さんが見遣る来し方、ここへ浜路落飾の絵が挿入される。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 お光/西川ひかる おえい/関悦子 おみよ/吉本真由美 とん太/北野清治 小島三児 森幹太 山岡徹也 岩尾正隆 森みつる 高並功 友金敏雄 笹木俊志 桂登志子 和歌林三津江 大江光 松原智恵子 蛙の田之助/山城新伍

脚本/和久田正明 監督/井沢雅彦

※ラス立ち、出先ながら被衣かざし派手衣装着込みお面つけて登場、しかしお面とって名乗りを上げる前に、浜路を去らせている。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


  → 桃太郎侍 表紙

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