桃太郎侍

第113話 「つばめに届いた紙風船」 1978.12.10

 遊び人の若旦那に岡惚れされてしまうつばめ、激ニブの桃さんのせいで泣く場面もあるが、基本どたばた。商人たちに冥加金を強要し、出さないと荒事におよぶ悪党も出るが、お決まりで出ているだけで、ほぼ付けたり。最後は親子の立場が入れ替わる、笑い話。

嵐山公園

ロケ地

  • 釣りの桃さんに弁当を持ってくるつばめ、桂川河川敷か(汀は礫)。流れてきた「助けて」メッセージ入りの紙風船の出所を捜すくだり、嵐山公園中州周辺。放蕩者の若旦那が監禁されている播磨屋の蔵は中州対岸・嵐山上河原町の建物、蔵の下は湛水域。桃さんたちは、中州南岸・料亭裏付近の犬走りに立ち、蔵を見る構図。蔵の中から掘割を見る絵もある。
  • つばめに求愛するも手ひどくはねつけられ、世を儚み入水する若旦那、嵐山公園中州付近浅瀬。
  • 油問屋衆の駕籠が付けられる塀際、相国寺境内か(塔頭の通用門ぽい感じ)。中に闇の公方がいて、冥加金を徴収。
  • 播磨屋に同調し冥加金を拒否した油問屋が、一家で身を隠す途中惨殺される道、下鴨神社参道

桃太郎/高橋英樹 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 お光/西川ひかる おえい/関悦子 おみよ/吉本真由美 とん太/北野清治 なべおさみ 成瀬昌彦 内田昌宏 梅津栄 寺下貞信 久仁亮子 山本弘 藤川弘 高谷舜二 土橋勇 山田良樹 有島一郎 玉川つばめ/野川由美子

脚本/和久田正明 監督/山下耕作

※若旦那はなべおさみ、大旦那は有島一郎、番頭は梅津栄。中の人は勘定奉行な闇の公方は成瀬昌彦?…手下の強面は勝正?

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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