第128話　「琉球を食う鬼退治」　1979.4.1

　みちのく屋に閑古鳥が鳴く原因は、琉球娘が接待に出るので評判の酒肆。そこにいた訳ありげな美女実は琉球王の姫、国を救うため悪党を追って江戸に来ていた。
姫は捕らわれ、琉球人形と称し箱詰めににされ老中の贄に。悪党一堂に会す座敷でそれが開けられるが中には、というお決まりの展開なのであった。

ロケ地

• 酒肆・八重山のパトロンをしている回船問屋・堺屋が、老中を訪ねて会う庭、不明(池泉、「兄上」と会う庭と似ている気がする)。
• 酔っ払って堀端の船に落ちた仁兵ヱ親方、翌朝琉球踊り子の死体とともに発見されるシーンは嵐山公園・中ノ島橋下手水路。見物衆が橋上や川岸に。
• 踊り子を殺ったのは空手の達人とおゆうに話す桃さん、事情を話すよう迫るシーンは大覚寺天神島祠脇、木の根方。

桃太郎/高橋英樹　玉川つばめ/野川由美子　彦助/谷村昌彦　仁兵ヱ/深江章喜　お光/西川ひかる　おえい/関悦子　おみよ/吉本真由美　とん太/北野清治　石川えり子　吉田哲子　江田真弓　原口剛　長谷川弘　石橋雅史　浜木綿子　小林泉　木谷邦臣　小阪和之　森源太郎　高谷舜二　畑中玲一　東孝　美松艶子　蛙の田之助/山城新伍

脚本/野波静雄　監督/山下耕作

※おゆうは浜木綿子。琉球王がやむにやまれずしていた抜け荷の帳簿を盗んだ琉球人の小役人は石橋雅史で空手遣い・ラス立ちは道着でヌンチャク持ち。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。