桃太郎侍

第137話 「蝶々のくれた赤ン坊」 1979.6.3

 つばめたちの代役をつとめ人気を博す蝶々太夫だが、わるい亭主がついている。この男、ごろつき旗本の賭場に出入りし、そこで赤子が入用な悪事を聞きつけ、我が子を供してしまう。
悲惨な結果が待ち受けているが、赤子の良い引き取り手は居るのが救い。

ロケ地

  • 冒頭、桃さんの夢に出てきた、赤子を拾う「菜畑」、土手下か。堤らしき高みに柳ちらり。桃さん、病鉢巻して舞台衣装みたいなのを着込み。花はセイヨウカラシナと思われる。
  • 太夫と亭主の墓に参る、子の養親となる越後屋夫婦と桃さんたち、くろ谷墓地か(立地は丘の上、崖際に植え込み/松も見える)

桃太郎/高橋英樹 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 お光/西川ひかる おえい/関悦子 おみよ/吉本真由美 とん太/北野清治 范文雀 東野英心 黒部進 沖田駿一 鈴木康弘 白川浩二郎 石浜祐次郎 高橋仁 島村昌子 波多野博 森源太郎 古典手品指導/帰天斎正若 蛙の田之助/山城新伍

脚本/野波静雄 監督/山下耕作

※蝶々太夫は范文雀、紙の蝶を舞わせる芸。怪我して以来グレた亭主は東野英心、無役の旗本は黒部進。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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