桃太郎侍

第15話 「花の乙女の夢が散る」 1977.1.16

 御殿女中に憧れる娘心に付け込む外道、家族の難儀に金が要る娘まで引きずり込む。「鬼」と認定した者どもを殲滅する桃さんだが、手柄は娘に恋する青年に投げてやるのだった。

大覚寺

ロケ地

  • 短剣投げの修行に倦んだすずめが仁兵ヱに叱られる小屋脇、今宮神社絵馬堂前。このあと、おみよをつかまえて一緒に御殿奉公へと誘う段は境内。
  • 御殿女中が殺されて上がる大川、罧原堤下汀。武家奉公をあきらめるよう言われて拒否するすずめのシーンは別撮りか(ここのみ背景が護岸法面)
  • 勤め先を求め町を彷徨っていたお梅を観察していた鉄造、声をかけるのは広沢池東岸(茶店を仕立て、夕景)。ここでお屋敷奉公を勧める「甘言」。
  • 鉄造がお梅を連れて入る鶴岡藩邸、大覚寺大門。桃さんが尾行していたが、屋敷を見て納得し帰る。
  • 旗本・大関の屋敷からお梅を救出してあくる日の曙光イメージ、琵琶湖か(12話と全く同じ)

桃太郎/高橋英樹 熊造/茶川一郎 おはる/玉川スミ 仙太/雷門ケン坊 おみよ/吉本眞由美 ちょろ髭/下之坊正道 仁兵ヱ/深江章喜 お兼/南条みづ江 かん平/桂小かん 吉次/高橋元太郎 大関修理之介/曽根将之 お梅/小野恵子 おふみ/戸部夕子 鉄造/大竹修造 助八/森秀人 お花/浅川美智子 同心/千代田進一 すずめ/西川峰子 猿の伊之助/植木等

脚本/飛鳥ひろし 監督/松尾正武

※ラス立ちマジ斬り、相手は旗本の家来。大関には切腹を勧めるが、腹切るふりして斬りかかってきたので返り討ち。大竹修造がどうなったか不明。


  → 桃太郎侍 表紙

・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪テキスト版目次 ・ロケ地一覧
・時代劇の風景トップ  ・サイトトップ