桃太郎侍

第153話 「父の敵は桃太郎」 1979.9.23

 桃さん、いきなり仇呼ばわりされて大変の巻。もちろん濡れ衣なのだが、証拠は揃ってるし、仇討免状は発行されちゃうし、場と日時まで役人に指定され見張られてて逃げもならず、憎くもない相手の姉弟をむげに斬るもならず。なんとか切り抜け、真の悪を見出す桃さん、正直者の番頭が落命するにおよび「許さん」。

今宮神社

ロケ地

  • 木場の美濃屋へ出療治に行く途中、父の仇と深尾の遺児に挑まれる桃さん、仁和寺観音堂脇。この場は役人が出て、免状の無い姉弟を下がらせる。石畳脇に露店あしらい。
  • 殺された勘定奉行山林方の深尾が、美濃屋の一番番頭・藤吉と会っていた深川八幡、今宮神社境内・石橋付近。二人を見かけた桃さんはそのまま参拝に・楼門等映り込み、深尾から書状入りの袱紗包みを掏って捨てた男のシーンも境内。桃さんの回想という形で出る。
  • 仇討ち当日、桃さんの無事を祈りお百度を踏むつばめ、今宮神社稲荷社。酒絶ちを約束。
  • 仇討ちに指定された本郷・初音ヶ原、大覚寺遣水跡か塔前広場か(周囲は林、幔幕と柵が取り巻き、ランドマークは映らず)。助太刀連中は峰打ち、姉弟は当て落とし。
  • 事後、美濃屋は欠所を免れたと桃さんたちが話していると、娘が出て浪人に仇とかかってゆく町角、仁和寺観音堂脇。水場下で浪人と対峙。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 九蔵親分/福田豊土 おえい/関悦子 おみよ/吉本真由美 とん太/北野清治 村地弘美 亀石征一郎 原口剛 村田正雄 波田久夫 中村錦司 藤沢薫 南祐輔 吉岡靖彦 森源太郎 笹木俊志 福本清三 藤山喜子 白井滋郎 小坂和之 畑中玲一 八木田芳寿 古川京子 蛙の田之助/山城新伍

脚本/山本英明 監督/井沢雅彦

※深尾の娘は村地弘美、深尾と協力して横流しを暴こうとしていた藤吉は村田正雄、わるい二番番頭は亀石征一郎。勘定奉行は波田久夫、勘定吟味役は原口剛。裃つけた奉行所の役人に中村錦司。桃さん劣勢とみたつばめが、助太刀要員に集める浪人の一人に福ちゃん、神道無念流の免許皆伝との触れ込み・桃さんに断られて稼ぎがフイと凄むシーンあり。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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