桃太郎侍

第171話 「男涙の土俵入り」 1980.1.27

 試合で相手を死なせた大関は相撲をやめ、荷押しのバイトをして稼ぐ。腹を減らして目を回すところ、桃のダンナに拾われて運命はいい方へ向かいかけるが、政敵抹殺を狙う大名が彼を道具に使おうとはかり、お勝さんの恋も終わってしまう。

吉田神社

ロケ地

  • 金太郎が荷車を待つ坂下、吉田神社境内・大元宮西の坂。金太郎は朱玉垣の際に座り込んでいて、重そうな荷車が来ると声を掛けて手伝う寸法。この日も後押しを買って出るものの、腹減ってて力が出ず大八がずるずるいってしまうところ、通りかかった桃さんととん太が止めに入る。金太郎が客を待つさまを、獲物を狙う姿が似るとして「鮟鱇」と称するという話を、とん太がしている。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 お勝/絵沢萌子 とん太/北野清治 おさよ/川本美和 龍虎 片桐夕子 山岡徹也 最上龍二郎 上田孝則 大前均 溝田繁 藤尾純 藤本伸二 内藤康夫 藤巻潤 玉川すずめ/西川峰子 蛙の田之助/山城新伍

脚本/野波静雄 監督/田中徳三

※金太郎こと元大関の松風は龍虎、彼が死なせた力士・雲井の未亡人は片桐夕子。相撲が好き過ぎて自分が土俵に上がる大名・酒井肥後守は藤巻潤で、用人は藤尾純。肥後守を恨んでいて、金太郎を使って投げ殺させようとはかる榊出羽守(雲井の元抱え主)は最上龍二郎、用人は山岡徹也。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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