桃太郎侍

第176話 「お江戸結婚相談所」 1980.3.2

 くだんの相談所へ出入りの女たらしは極悪で、騙すほか殺しもやっている。その手腕に目をつける大悪党は元長崎奉行のお旗本、遊興費と猟官運動資金捻出のため、異国船に女を売り飛ばしていた…しかしお話のキモは相談所経営の女、桃さんに一目惚れして舞い上がり、恋の炎めらめらと燃え盛り、消える気配も無いのであった。

大覚寺

ロケ地

  • おとめと藤兵衛が経営する「東西縁組まとめ所」の斡旋で、めかしこんだ田之助がご婦人に会いに行く不忍池、大覚寺天神島。目印の黄菊を持った人は池畔に座っていて、振り向くとお勝さん。めげない田之さんは口説きにかかるが、突き飛ばされて池にドボン。
  • 牧浦邸イメージ、相国寺光源院門。
  • 女たらし・富松を懲らしめるため、おとめに協力を求めようと、呼ばれていた上野広小路の料亭・桔梗屋へ出向く桃さん、入口イメージに大覚寺望雲亭(竹垣や暖簾、灯籠あしらい)
  • 富松を捕まえ脅す牧浦の家来たち、大覚寺五社明神祠脇。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 お勝/絵沢萌子 とん太/北野清治 おさよ/川本美和 中尾ミエ 田口計 剣持伴紀 柳原久仁夫 筑波健 田中弘史 平沢彰 河野富子 泉好太郎 黒田努 西野比早代 桂登志子 美松艶子 西田治子 花沢徳衛 蛙の田之助/山城新伍

脚本/和久田正明 監督/井沢雅彦

※おとめは中尾ミエ、父は花沢徳衛、二人とも悪人に非ず、この商売は世のため人のためらしいが、けっこういい加減なような。わるい旗本は田口計、女たらしは剣持伴紀。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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