桃太郎侍

第177話 「花形太夫の座を奪え!」 1980.3.9

 つばめの怪我で、急遽代役をつとめることになったすずめだが、技が未熟すぎるうえ性格がアレで困り果てるところ、ひとりの老爺の励ましで立ち直り、なんとか初日を乗り切るまでに。
しかしすずめが喝采を浴びた直後、彼女の成功を見に来ていた客席のおじいちゃんは、役人に連行されてしまう。

大覚寺

ロケ地

  • 集中トレーニングがはじまって五日、進歩の無いのに焦れたすずめが一座を飛び出し佇む水辺、大覚寺大沢池水門そば汀(水門は木製)。和泉屋が現れ、自身の身の上話もまじえすずめを諭す。すずめを捜しにきた桃さん、すぐに声をかけず見守る。
  • 桃さんに頼まれたこともあり、またすずめを訪ねてくる和泉屋、二人歩く雑踏は仁和寺水掛不動参道(東側に露店あしらい、西側には貝塚伊吹の並木と筋塀)。和泉屋が簪を買おうとしたのを止めるすずめ、無駄遣いダメ・アタシが太夫になったら奢ってあげると息巻くシーンは仁和寺観音堂脇。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 お勝/絵沢萌子 とん太/北野清治 おさよ/川本美和 森幹太 綾川香 有川正治 丘路千 森源太郎 疋田泰盛 波多野博 岩田直二 玉川すずめ/西川峰子 蛙の田之助/山城新伍

脚本/杉本容子 監督/田中徳三

※回船問屋・和泉屋は岩田直二、ライバルの悪徳商人や町奉行の手先となってあるじを裏切る番頭は有川正治。和泉屋は抜け荷の罪をなすりつけられ、結果獄死。すずめは和泉屋を大店のあるじと知らず設定。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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