第194話 「大江戸娘番長」 1980.7.6
好いた男のことで目明しの兄を恨みグレた娘だが、桃さんが中に入って和解。これからというとき、兄も恋人も御用金盗の企みに巻き込まれてしまう。
悲惨きわまりない話だが、光が強すぎて影が濃いのは、このシリーズの持ち味のひとつ。
ロケ地
- つばめを転ばせて櫛を盗った娘ども、待っているお京のところへ届けるところ桃さんに追いつかれ、お京は連れ帰られるお堂、仁和寺御影堂お堂脇。
- 不良娘四人に玉川一座で芸を仕込むものの、プイと飛び出してしまうお京、追いかけた桃さんがお説教するのは中ノ島橋上〜嵐山公園中州側桂川河川敷(堰堤脇、背景に荒瀬が来る)。
- けっこういじらしいお京の態度を兄の目明しに告げ、二人の結婚を許してやるよう話す桃さん、仁和寺九所明神・本殿と拝殿の間。お京が立ち聞いていて、兄妹和解。
- 筆頭与力が入ってゆく町奉行邸、中山邸門。兄目明しが唯一事を打ち明けた与力なため、これを怪しんだ桃さんの指令を受けてつばめが尾行中。内部はセット撮り。
- 兄目明しが御用金盗を阻止するため駆ける街道、北嵯峨農地農道(ここはあとで桃さんも騎馬で追いかける)。御用金を積んだ荷駄がゆく道、北嵯峨農地竹林際(ロング)。道に障害物を置いて一味が待ち構える山道、不明(酵素ダートにも思えるが、切通しがあって土の露出も見えるので大内かも/植生は混交林)。
桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 九蔵親分/福田豊土 お勝/絵沢萌子 とん太/北野清治 おさよ/川本美和 村地弘美 吉岡ひとみ 原あけみ 藤村薫 石橋雅史 高野真二 溝田繁 小野川公三郎 石倉英彦 家野繁次 藤沢徹夫 笹木俊志 五十嵐義弘 山本紀彦 蛙の田之助/山城新伍
脚本/山本英明 監督/尾田耕太郎
※妹・お京は村地弘美、兄目明しは山本紀彦。ラス立ち小峰さんと福ちゃん入り、奉行の家来。
★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。
→ 桃太郎侍 表紙
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