第206話 「さようなら! すずめちゃん」 1980.9.28
すずめに、さる姫さまの身代わりにと依頼が来る。すずめに瓜二つの跡継ぎ姫は、血筋の江戸家老から命を狙われていた。
お姫様と下品な町娘の比較を見せるのもお約束の見せ場のひとつ、新メンバー三人加入にもそれぞれ逸話を入れてある。
ロケ地
- 加納藩の姫様とすずめが入れ替わる菩提寺、相国寺。お供と駕籠が控えるのは、方丈・法堂間回廊・怪しの編笠侍が見張っているのを、回廊の向こうから桃さんが凝視。すずめに入れ替わった「姫」の駕籠は回廊を西へ、画面切り替わり鐘楼前を東へ・この間、江戸家老の手先が見張っていて、その後を田之さんがつけてゆく。町娘のなりをした本物の姫が裏口から出るのを迎える桃さん、大光明寺通用門か(扉の造作等は一致、しかし塀が白くて筋入りなので??)。
桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 お勝/絵沢萌子 とん太/北野清治 おさよ/川本美和 ちどり/坂上味和 かもめ/遠藤薫 お玉/舟倉たまき 谷口香 西沢利明 増田順司 松村康世 玉生司朗 田中弘史 滝譲二 藤山喜子 徳永真由美 玉川すずめ、綾姫/西川峰子 蛙の田之助/山城新伍
脚本/野波静雄 監督/井沢雅彦
※江戸家老は西沢利明、これに通じる意地悪な腰元は松村康世。姫御生母の御側室は谷口香、その父の森田座座長は増田順司、姫様の味方の用人は玉生司朗。偽者とバレた直後、御側室らのもとに殺到する家老派藩士の一人に福ちゃん。
※事終わってのち、すずめが森田座の太夫になるという話で、皆に挨拶。
※かもめは仁兵ヱがスカウト、その際人攫い騒動。ちどりは子守しているところをとん太がスカウト、濠に投げ落とされ。二人の命名は桃さん。
※お玉は田之さんがスカウトしかけるが、茶店の女将が三両とふっかけたため一旦沙汰やみ、後で本人がその女将に売春を強要されたと泣きつきに来て、みちのく屋に雇われる次第。三人はお化け長屋の一室に暮らすことに。
★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。
→ 桃太郎侍 表紙
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