第208話　「松竹梅 晴れて旅立ち」　1980.10.12

　神隠し頻発の折現れた、挙動不審な男。彼の幼い息子が桃さんに保護されて以降も妙な振る舞いは続くが、それが人さらい事件解決につながってゆく。
最後はタイトル通り一家が揃い、長屋一同で見送ってめでたく終わる。

ロケ地

• 松五郎が寝起きしていたお堂、大覚寺五社明神本殿。堂内描写、破れ障子の扉の向こうに筋塀が見えているので、中も使った感じ？後段、女房を連れ帰ったものの悪党どもに囲まれ万事休すのシーンでも出て、本殿前で立ち回り。危機に駆けつける桃さんは、有栖川沿いを北から走ってくる。いずれも夜間撮影。

桃太郎/高橋英樹　玉川つばめ/野川由美子　彦助/谷村昌彦　仁兵ヱ/深江章喜　玉川ちどり/坂上味和　とん太/北野清治　おたま/舟倉たまき　玉川かもめ/遠藤薫　谷幹一　片桐夕子　山岡徹也　中山昭二　佐藤京一　溝田繁　太田英夫　池田謙治　藤沢徹夫　西田治子　桂登志子　徳永まゆみ　稲垣陽子　蛙の田之助/山城新伍

脚本/加瀬高之　監督/山下耕作

※植木職人の松五郎は谷幹一、女房は死んだとかいろいろ嘘をついている設定、剪定中の着替え覗きはどういう描写か不明。彼が博打の借金で売った女房・お梅は片桐夕子。彼女の現亭主のごろつきは山岡徹也、一緒に娘さらったりする強面の手下は佐藤京一。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。