第219話　「悪ガキ塾の桃太郎」　1980.12.28

　理想に燃えて孤児を養育する私塾を経営してきた桃さんの友だち、しかし悪ガキに手を焼き困り果てて相談に来る。子供たちは桃さんの体当たり真心に打たれ改心、しかし塾の土地に悪党の魔手が伸びていた。

ロケ地

• 「ゆうあい塾」、民家塀と門。導入は南東角から。
• 忠次が幼女のため作ってやるうさぎのお墓、北嵯峨農地小丘上の松の根方。
• 桃さんの心意気に感じた子供たち、自ら野良仕事の手伝いに出る畑、北嵯峨農地畑地。
• 皆の様子を覗いていた忠次、桃さんに見つかってお説教をくらうのは大覚寺五社明神。
• ふててとぼとぼ来る忠次の前に現れるチンピラたち、大覚寺放生池堤〜護摩堂。土地の権利書を盗ってこいと迫られ打擲される。

桃太郎/高橋英樹　玉川つばめ/野川由美子　彦助/谷村昌彦　玉川ちどり/坂上味和　とん太/北野清治　おたま/舟倉たまき　玉川かもめ/遠藤薫　長谷川明男　佐瀬陽一　石井ひとみ　小南文孝　吉松宏記　森下鉄朗　家野繁次　日高久　有島淳平　峰蘭太郎　小船秋夫　高谷舜二　久富惟晴　森幹太　蛙の田之助/山城新伍

脚本/宮田雪　監督/井沢雅彦

※板橋在で私塾を開く桃さんの友人の黒岩は長谷川明男、財を擲ち子らを養う無私の人だが、騒動をうしろで見てる描写がほとんど。子らのうちいちばん年嵩でグレている忠次は佐瀬陽一、どこか青影さんに似てる。塾の土地一帯を第二吉原にする計画を立てている悪党ども、作事奉行は久富惟晴、悪徳商人は森幹太。その手先で忠次をシメに来るチンピラ、峰蘭と小船さんは判るがリーダー格は高谷氏？ラス立ち福ちゃん入り、作事奉行・倉田の家来・真っ向から斬り下げられ(最後のほうの派手に倒れるのもそうだと思うが、コマ送りしても流れてて確認不能)。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。