桃太郎侍

第232話 「嫁にするなら錦絵の女」 1981.4.5

 旅興行に出たつばめ、田舎の道楽息子に惚れ込まれ馬鹿な目を見るの巻。その若旦那の店に、駿府城代と悪徳商人の魔手が伸びる寸法で、病み上がりにもかかわらずつばめ大立ち回り。手傷を負ったつばめを見て桃さん「許さん」発動。

大内

ロケ地

  • 箱根越えの坂をゆく一行、大内・亀岡道の坂。峠の茶店はガレ場下に設営、ここで遠州屋の若旦那主従と出会う。茶店を出て再び街道をゆく一行、大内辻堂手前亀岡道(北望の図、つけてきた金造たちが田畦を八木方向にこそこそ入る絵もある)。ヘンな男はもうついてきていない?と振り返る道は辻堂の南あたりか。
  • 府中宿での小屋掛け、大覚寺五社明神本殿東側に設営。金造が不入りを救おうとサクラに銭を渡し導くシーンは同所祠脇。
  • 金造に銭を叩き返したことで仁兵ヱと喧嘩して飛び出してしまうつばめ、仁兵ヱが捜すシーンは大覚寺大沢池畔、桃さんが倒れているつばめを発見するのは天神島祠の手すり。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 仁兵ヱ/深江章喜 玉川ちどり/坂上味和 とん太/北野清治 玉川かもめ/遠藤薫 鈴木ヒロミツ 小栗一也 石橋雅史 神田隆 牧冬吉 村上理子

脚本/名倉勲 監督/井沢雅彦

※遠州屋若旦那金造は鈴木ヒロミツ、大旦那は小栗一也で、番頭?は牧冬吉、遠州屋は実直にお城の御用をつとめる大店。取って代わろうとする悪徳商人は神田隆、これとつるむ城代は石橋雅史。若旦那は錦絵の女をたいそう気に入り、江戸へ嫁さがしの旅に出ていた。
※若旦那救出時に負傷したつばめは、しばらく遠州屋にとどまり養生の運びで、発つ桃さんたちを見送っている。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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