桃太郎侍

第234話 「金の鯱鉾の女」 1981.4.19

 尾張入りした桃さん、なつかしい剣友と再会するが、彼の主君実はとんでもない悪者。忠義と愛の板挟みになった友は諫死を選ぶも空振り、桃さんの怒りが爆発する。

ロケ地

  • 尾張手前の街道をゆく一行(五人)、不明(毘沙門の段丘林から降りてくる道に似ている。林は竹林)。「至尾張領」と書かれた道標があしらってある。
  • 悪い奴に追われていると行商人に縋られる町角、民家塀北西角付近。「やくざ者の女」が「行商人」を見失う夜の町角、嵐山公園・錦(ここは後で何度も出てきて、昼間の絵もある。設定は高畑外記の寮)
  • 名古屋城、本物の天守をイメージに挿入。
  • まさの兄・宇佐美兵衛の墓、不明(高台に立地?松の木が見える)。この回想シーンと、今の話と、二回出てくる。
  • 刈谷奉行所へ赴き、役人から人魂の左紋次一味の動向を聞く桃さん、民家塀南西角際を通り長屋門前へ。
  • 両替商を狙う左紋次一味、まさと桃さんに邪魔され逃走、尾張領へ逃げ込む際渡る夜の橋は中ノ島橋。このあとまた錦前で見失う運び。
  • 高畑が左紋次に道中手形を渡し高飛びを指示する城下の森、酵素河川敷。枯れ草ぼうぼうで、赤松が目立つ。ここでラス立ち。
  • 黙って届けられた脇差を抱きしめ桃さんを追おうとするまさ、広沢池か。
  • 桃さん一行(彦さん入り)がゆく街道、不明(山際に雑木林、道は田畦)

桃太郎/高橋英樹 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 玉川ちどり/坂上味和 とん太/北野清治 玉川かもめ/遠藤薫 かたせ梨乃 川合伸旺 北見治一 江幡高志 倉石一旺 柳原久仁夫 宮川珠季 石倉英彦 川上新 峰蘭太郎 桂登志子 宮城幸生 梅宮辰夫

脚本/飛鳥ひろし 監督/尾田耕太郎

※大番組小頭だった兄が不祥事で切腹、その仇を討つためヤクザのなりをしている妹のまさはかたせ梨乃、従僕の爺さまは北見治一。まさの兄の後を襲った高畑は川合伸旺、強面の腹心は石倉英彦。高畑の示唆で宇佐美が宿直の夜に藩祖遺愛の脇差を盗んだ賊・人魂の左紋次は江幡高志。行き倒れたところを助けられ、高畑の家臣となった三浦宗一郎は梅宮辰夫、まさと相愛。
※剣友だった三浦との回想シーンで「桃太郎」と呼ばれている桃さん、設定がどうなっているのかますますわからなくなる。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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