桃太郎侍

第235話 「海路はるばる喧嘩旅」 1981.4.26

 つばめらと行き違い、別々に桑名へ入った桃さん。二手にわかれて大工のうちに世話になるのだが、ともにお城御用をつとめる大留と伊勢源はいがみあっており、桃さんたちも板挟み。しかし双方とも妨害など汚い手は使いそうにない気風なうえ、大留の娘と伊勢源の棟梁は好き合っているのだった。

映画村

ロケ地

  • 後から来る筈のつばめたちと行き違いになる宮の渡し、罧原堤下汀に渡し場設営。追いつかねばと焦ったつばめが先の船に乗ってしまい、しかも財布をなくしていて、乗り合わせた大留のしずに助けられる次第。船内はセット撮り。
  • 桑名港の情景、映画かなにかのバンクフィルムか。蔵建ち並び、大船多数舫い。
  • 大留の普請場へ弁当を持ってゆくつばめ、お城は映画村東映城大手門付近を演出。桃さんがつばめを手招きするシーンは、切り替えて大覚寺参道石橋で・手前に道具を一個あしらってある。
  • つばめが田之さんを出し抜いて人足を引き抜く、四日市の道普請現場、不明(山中の切り通し、林は雑木)
  • しずと佐吉に見送られ桑名を発つ一行、並木道は嵐山公園護岸沿いか(中ノ島橋下手のアレ、ベンチが見える)

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 玉川ちどり/坂上味和 とん太/北野清治 玉川かもめ/遠藤薫 佳那晃子 久富惟晴 大場順 伊沢一郎 小寺大介 水橋和夫 きくち英一 笹木俊志 森源太郎 笹吾朗 小峰隆司 酒井努 東孝 西山清孝 蛙の田之助/山城新伍

脚本/山本英明 監督/尾田耕太郎

※大留の娘・しずは佳那晃子、病臥中の棟梁は伊沢一郎。伊勢源の棟梁・佐吉は久富惟晴。地元企業二つを争わせて不届きのかどで指定から外し、別の業者を入れようとはかる作事奉行は大場順。悪徳業者は小寺大介。
※傷の癒えたつばめが合流するほか、田之さんが伊勢源に転がり込んでいて再会。一行は伊勢へ発つが、田之さんは一緒に行かず。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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