桃太郎侍

第248話 「勝手知ったる他人の店」 1981.7.19

 推薦されて料理コンテストにエントリーした彦さん、なんと一位をとり一流料亭の板前頭として働くことに。空いたみちのく屋には、つばめの旧友が入り繁盛、しかしうまい話には必ず裏があるのだった。
友の身を案ずるあまり、桃さんに懸案を打ち明けそこねるつばめ、そのことが悲劇を呼んでしまう。

仁和寺

ロケ地

  • 町で旧知の友吉を見かけ声をかけるが無視されるつばめ、しかし追いかけ本人と確認し話をするのは仁和寺経蔵前。遠景に塔、この間友吉が連れていた幼い息子は草原で遊び。このあと父子を連れてみちのく屋へ食事に行くが、ここで早や「一味」に見られている。
  • みちのく屋からの帰り、つばめが坊やにおもちゃを買い与える露店、仁和寺境内か。その後父子の前に現れ「抜けさせない」と脅す一味の男、仁和寺九所明神
  • 日本橋の料亭・浜膳の板前頭におさまるも、何もさせてもらえず棚上げ状態の彦さん、訪ねてきた桃さんに愚痴をこぼす店の裏手、大覚寺放生池堤北側に塀をこしらえ「裏手」を演出。
  • みちのく屋床下の「坑」を見た桃さんとつばめ、友吉の長屋へ急行するが本人不在で引き上げ、その帰り道友吉にばったり会う町角は大覚寺五社明神、舞殿東側に塀を拵え「町中」を演出(塀には植木棚まで付けてある)、本殿が半分くらい映っている。説得を受け自訴するという友吉、見ている一味の男は祠裏に・池の水面も映り込む。
  • 友吉を連れて奉行所へ向かうつばめ、一味の男が現れ友吉を刺殺する町角、仁和寺塔下。塔としての造作はあまり映らず。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 玉川ちどり/坂上味和 とん太/北野清治 玉川かもめ/遠藤薫 目黒祐樹 服部妙子 永井秀男 神田隆 山本清 黒部進 宮城健太狼 小峰隆司 藤長照夫 江原政一 森源太郎 蛙の田之助/山城新伍

脚本/山本英明 監督/井沢雅彦

※友吉は目黒祐樹、女房・おさとは服部妙子、子役は永井秀男か。浜膳の主人に「化けていてた」賊のかしらは神田隆、友吉を刺す強面の乾分は黒部進、手下には小峰さんも。一味と通じ、新郡代邸からお宝ごっそりを画策する元関東郡代は山本清。ラス立ち、侍で峰蘭さん、賊一味で福ちゃん入り。
※彦さんけっきょく元の店へ戻るが、床下の穴埋め戻しが課題。おたまちゃん出ず。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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