第30話 「瑪瑙に命を賭けたやつ!」 1977.5.1
父なし子を産んだ長屋の娘、老いた父親は怒りつつも孫のため、痛む腰に無理させて毎夜荷運びに出る。しかし割のいいその仕事は果たしてヤバい筋、そこで孫の父親であるヤクザな青年と、知らずの出会いもあるのだった。
ロケ地
- おみよが男にからまれていると聞き、桃さんが駆けつける八幡神社、今宮神社稲荷社脇(東側)。桃さんは東門から入ってくる。
- 回船問屋・嶋屋の搬入作業が終わった際の夜明けイメージ、琵琶湖か(12話と同じ映像)。早朝帰宅する彦七のシーン。
- 嶋屋の用心棒から逃れ、亀戸石段上辻堂へ隠れる宇之吉と彦七、お堂イメージに仁和寺経蔵、坂下から見上げの図。「荒れ寺」の内部はセット撮りだが、花頭窓が作ってある。
- 江戸屋へ来た宇之吉をつかまえ話を聞く桃さん、彦七と隠れていることを聞くのは今宮神社稲荷社・摂社間の路地。このあと、宇之吉が嶋屋から抜け荷証拠品の瑪瑙と引き換えに金をとろうとした「交換場所」もここで、夜間撮影。設定はいずれも八幡。
桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 熊造/茶川一郎 おはる/玉川スミ 仁兵ヱ/深江章喜 おみよ/吉本真由美 お兼/南条みづ江 かん平/桂小かん 嶋屋矢右ヱ門/内藤武敏 おみつ/津山登志子 彦七/北見治一 楠木/宮口二朗 藤造/森章二 宇之吉/松山省二 猿の伊之助/植木等
脚本/猪又憲吾 監督/松尾正武
※ラス立ちマジ斬り皆殺し、最初は銃を小柄で無力化。
※番頭・藤造の狙撃がマズかったという訳で、彦七一家のハッピーエンド。
→ 桃太郎侍 表紙
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