桃太郎侍

第33話 「のれん分け油地獄」 1977.5.22

 お化け長屋から羽ばたく者が出るが、悪いのに騙されて、心中一歩手前に追い詰められる。二番番頭に先を越されて面白くないはずの大番頭から来た大商いの話は、果たして大騙りだった。

西本願寺

ロケ地

  • 玉川一座の小屋、今宮神社絵馬堂に演出(バンクフィルムか)
  • 深刻そうな態でやしろに額づくお菊を見かけ声をかける桃さん、今宮神社若宮社
  • 新八が用人を訪ねてゆくと、そんな名の人はいないと門番に告げられる伊達さまのお屋敷、西本願寺大玄関門
  • 意気消沈した新八が身投げしそうな風情で佇む川端、中ノ島橋たもと(右岸側・堰堤脇)。つばめと仁兵ヱが通りかかる。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 熊造/茶川一郎 おはる/玉川スミ 文七/青木義朗 仁兵ヱ/深江章喜 おみよ/吉本真由美 お兼/南条みづ江 ちょろ髭/下之坊正道 かん平/桂小かん 新八/河原崎建三 黒川内膳/天津敏 お菊/佐野厚子 留蔵/久富惟晴 相模屋/小鹿番 備前屋/高城淳一 田辺/伊東亮英 お梶/行友勝枝 吉五郎/西山嘉孝 与力萩野/井関一 玉川すずめ/西川峰子 猿の伊之助/植木等

脚本/飛鳥ひろし 監督/山下耕作

※奥祐筆組頭の妾宅に一同会しギャハハの会話を聞いてきた伊之助、皆に怒りをぶちまけている部屋から、いつの間にか桃さんが消えているという寸法。事後もとぼけている。
※ラス立ち、基本マジ斬り皆殺し。冒頭、侍じゃない商人や妾などは殴打・当身などで済ます。


  → 桃太郎侍 表紙

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