第52話 「猿の代りに雉が来た!」 1977.10.2
伊之助の新盆、迎え火を焚いているところへ現れた闖入者が、桃さんの新しい「お供」に納まる話。
伊之助の弟分というその男は、難破した泉州丸からからくも助かった水夫頭で、江戸へ辿り着いた途端殺されかけ逃げてきたのだった。
桃さんファミリーの奔走により、欲をかいた筆頭老中の悪行が明らかとなり、鬼どもはまとめて退治される。
ロケ地
- 江戸へ帰りついた与之助、欠所になっている泉州屋の門前で途方に暮れていると、村井同心が現れ「ちょっと来い」で連れて行かれ斬りつけられる町外れ、広沢池東岸。
- 老中・本多がカピタンと取引しようとしていた早暁の鮫洲・葦ヶ原、琵琶湖岸(ロングでは長く伸びる砂州がちらり、立ち回りの最中には入江か河口滞水域のようなクリークが見える。汀には芦原、デルタ?には草原が広がる。松も生えている。対岸などは全く映らず、白く靄が立ち込めている)。
桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 熊造/茶川一郎 おはる/玉川スミ おみよ/吉本真由美 お兼/南条みづ江 かん平/桂小かん 文七/青木義朗 水野肥前守/高城淳一 泉州屋/石井宏明 村井/有川正治 お光/渡辺千春 本多豊後守/稲葉義男 半九郎/宍戸大全 町役/遠山金次郎 平七/和田昌也 地廻り/友金敏雄 お梶/岩本多代 雉の与之助/藤岡琢也
脚本/野波静雄 監督/山下耕作
※陥れられた泉州屋は、財を復されるものの嫌気がさして商いをやめ、与之助は桃さんに預けられることになる。
※ラス立ち、昼間でお外。プハ無し。
→ 桃太郎侍 表紙
|