第67話 「すずめの初恋」 1978.1.22
易者の営業トークからはじまった、すずめのマジな初恋。しかし相手の男は悪事に手を染めたはぐれ者で、だいいちすずめを意識しておらずとうてい成就する恋ではなかった。
すずめを傷つけたくないつばめと桃さんの奔走は報われるが、心根はいい奴だった辰造は悪党の手にかかってしまう。
ロケ地
- 呼び込みをしていて三人組の掏摸を目撃したすずめ、思わず一人で追っていくが囲まれてしまいピンチの土手、広沢池東岸。草叢から辰造が出てきて三人をやりこめ、すずめを助けて財布を取り戻す。
- また掏摸をはたらいた三人組、上がりが少ないのにクサっていると兄貴分の辰造が現れ、小判を投げて大口の仕事に誘う川端、広沢池東岸汀葦原脇。
- 三人組のアジトの小屋、広沢池東岸汀に設営。後段にも登場。
- すずめが祈願に行く、小屋近くの稲荷、今宮神社稲荷社。ここに辰造が通りかかり再会の運び。三人組のヤサのひとつの神輿小屋がこの近く設定で、後段にも出る。若宮社陰に小峰さんが潜み、辰造を見張るシーンも。
桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 熊造/茶川一郎 おはる/玉川スミ 仁兵ヱ/深江章喜 おみよ/吉本真由美 お兼/南条みづ江 かん平/桂小かん 辰造/荒谷公之 石田源内/大村文武 藤島左門/山本清 政吉/土屋靖雄 竹次/植田峻 堺屋喜兵ヱ/伊東亮英 玉川すずめ/西川峰子 雉の与之助/藤岡琢也
脚本/山本英明 監督/内出好吉
※知り合いに易者いるけど、全く当たらないとすずめ。ちょろ髭さんもうずっと出てないけど、設定は残ってるんだと感慨深し。
※辰造を追い使っていた同心・石田の意を受けて動く岡っ引に小峰さん。クレジットはベタ。
→ 桃太郎侍 表紙
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