桃太郎侍

第75話 「つばめが飛んだ甲州路」 1978.3.19

 文七親分を傷つけ、下引二人を斬殺し逃げた強盗を捕まえに、桃さんは甲州・石切宿へ。そのことを知ったつばめは、すずめを巻き込んで追いかける。
起こる事象は砂金強盗とか物騒だが、つばめすずめのドタバタが入り、当の強盗もなんだかコミカル。

大内辻堂

ロケ地

  • 急にいなくなった桃さんのことでつばめたちがやきもきしている頃、甲州路の谷川で手を洗う桃さん、清滝河畔。
  • 捨吉が百姓の弁当を盗る田畦、雨宿りで一緒になった商人から金を盗る街道、不明(谷地田沿い、小屋はありもの?)
  • 此より甲斐国野田尻の道標が立つ街道、落合崖道。桃さんは落下岩方向へ歩いてゆく。
  • 丸目浪人に亭主の仇と包丁で切りかかるお軽、藪田神社前交差路。舞殿はまだ萱葺き。桃さんが来合わせ、このあとお軽の店(百蔵が牛耳る石切宿で営業)へ。
  • つばめとすずめが甲州さしてゆく街道、大内か(辻堂の南っぽい)
  • 百蔵一味が御用金を襲う牛首峠、大内付近の山道か。片側切通しの山道、雑木と植林杉混交。両側切通しの個所も見える。
  • 捨吉が護送されてゆく道、不明(田畦?)。唐丸に芋虫入って大騒ぎ。
  • つばめが桃さんを待っていた街道、大内辻堂前。桃さんは北から来て、つばめは辻堂裏から飛び出す。このあと二人は南へ。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 熊造/茶川一郎 おはる/玉川スミ 仁兵ヱ/深江章喜 おみよ/吉本真由美 お兼/南条みづ江 かん平/桂小かん 文七/青木義朗 お軽/田島令子 丸目十内/清水紘治 六平太/黒部進 捨吉/沖田駿一 友造/伊藤高 百蔵/田崎潤 玉川すずめ/西川峰子

脚本/和久田正明 監督/井沢雅彦

※与之さん不在について、「葛飾柴又へ出稼ぎ」とはじめて具体的理由が語られる。


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