遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第107話 「かんざしに泣いた女」 1972.7.23

 休みにデートするという女中に、お嬢様が何気なく貸してくれた金の簪が狙われて、恋人たちを事件に巻き込む。その難儀を最初から見ていた金さん、やくざな芝居で中枢に切り込んでゆく。
鍵となるアイテムが贋物だらけという、阿呆なオチが用意されていて笑える。

大覚寺

ロケ地

  • 茶道具の目利きをしていた浪人が一味に殺される日本堤、広沢池東岸汀。検分は夜。
  • 茶道具屋へ乗り込み凄んできた金さん、帰り道で声をかけてきた怪しの手代をシメる町角は今宮神社摂社脇。
  • 聞き出した賊一味のアジト「葛飾・湖月庵」へ行く金さん、門は中山邸門。中はセット撮り、偽物製造工房という次第。
  • 口八丁で一味に加わった金さん、彼らを裏切った仲間を「殺す」夜のやしろは大覚寺五社明神。腹をどすっとやって川(?)に蹴り込むのは大沢池。

遠山の金さん/中村梅之助 お光/水原麻記 お里/浅川美智子 半次/島米八 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 新吉/倉丘伸太朗 お恵/東三千 清川新吾 北相馬宏 桂淳平 田村保 那智映美 松田明 藤尾純 古川ロック 志茂山高也 坂本高章 小坂勝秀 いたちの平助/殿山泰司

脚本/小川英、武末勝 監督/井沢雅彦

※女中のお恵が簪を掏られた際、先に起こった騒ぎのあときょろきょろあたりを見回す職人に福ちゃん。
※今回のトリックは、相手も納得ずくの「腹に血だまり仕込み」。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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