遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第120話 「惚れて憎んで又惚れた女」 1972.10.22

 続く夜鷹殺しは、親のエゴ。姐さんたちと長屋に暮らす若き医師は、その昔父が貧しい患者にした仕打ちを忘れられずにいた。
若い二人を明るいほうへ導いて、遠山奉行の名裁き。

小幡神社

ロケ地

  • 屋台で蕎麦を食った帰りに殺される夜鷹、大覚寺天神島。検分は昼間。劇中、「河原」と称されている。
  • 蘭方医・高山宗庵(法院の位を持つ御典医)邸、相国寺光源院。後段、辻斬りを尾行してここへ辿り着く金さんのくだりでは、前の溝に隠れてついてゆく画が出る。
  • 年嵩の夜鷹が辻斬りに遭う夜の橋、犬飼川下河原橋。検分は橋下の河原で。
  • 文三親分たちも出張って警戒するなか出勤してきた夜鷹(中の人はお光)犬飼川下河原橋小幡神社(脇参道から中へ入り、拝殿前で辻斬りに遭遇)
  • 江戸払いとなった宗伯とお京、二人して奉行に紹介された小田原の医師のもとに向かう街道、不明(溜池端の坂道?)

遠山の金さん/中村梅之助 お光/水原麻記 半次/島米八 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 高山宗伯/石山律 高山宗庵/稲葉義男 雪代/阿部百合子 穂高稔 三田村賢二 牧淳子 木谷邦臣 春藤真澄 お京/清水まゆみ

脚本/小川英、四十物光男 監督/河野寿一

※宗伯は宗庵の実子、母・雪代の死んだ日、父に縋った患者の娘・お京を見る設定。辻斬りは穂高稔、夜鷹のお京にいつもすげなくされている若旦那は三田村賢二。
※金さん、立ち回りで手拭いがらみを披露。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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