遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第133話 「いかさまに命を賭けた男」 1973.1.21

 表題の男は二人、博打で失ったものを博打で取り戻そうとする親爺と、足を洗ったはずのイカサマ細工に再び手を出す青年。彼らに翻弄された娘は恋人のもとへ落ち着き、男伊達は面目を失った挙句仕置きを受けることになるのだった。

今宮神社

ロケ地

  • 営業中の虎さんが、甲州屋の人数にボコられている行商仲間の粂吉を見て介入する神社、今宮神社。虎さんは売り声をあげながら楼門から入ってきて、走り寄った子らの一人が、大人たちの狼藉を告げる。粂吉が殴られていたのは稲荷社裏・摂社前。
  • 博徒に化けた金さんの仕掛けに連動して、甲州屋の壺振りを「始末」する虎さん、中ノ島橋を中州側に渡ってきた奴らを橋たもとで待ち受け大立ち回り、目当ての男を川に叩っ込む。
  • 事後、赦されておもちゃ売りに復した粂吉が店を出す神社、今宮神社稲荷社裏手。虎さんが南からやって来る。

遠山の金さん/中村梅之助 虎さん/今村民路 お光/水原麻記 半次/島米八 お里/浅川美智子 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 粂吉/嵐圭史 お雪/工藤房子 大滝秀治 藤尾純 岡田千代 滝譲二 乃木年雄 岡本征雄 北村光生 池田謙治 和泉屋徳兵ヱ/瀬川菊之丞

脚本/原野立 監督/佐々木康

※まだ若いぎらついた大滝秀治だが、裁可下った際そっと目をそらす演技が渋い。幼馴染の和泉屋を妬み陥れる「ライバル」設定、前進座VS.民藝も趣深い。
※金さん、著名な壺振りに化けるので諸肌脱ぎ。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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