遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第135話 「冥土から帰った男」 1973.2.4

 怪しの回船問屋の船・紀州丸に、水夫に化けて潜入する南町同心。しかし彼の上司は当の悪徳商人と通じており、捜査官は熊野灘の藻屑と消え、絶望した恋人は身を持ち崩し美人局…これがハッピーエンドになるのが脚本の妙。

京都御苑

ロケ地

  • 辻同心の上司・南町与力斎藤十兵衛邸、相国寺光源院
  • 辻が恋人のお菊といつも会っていた池之端、京都御苑厳島神社。九條池畔の鳥居まわりで芝居が行われ、立ち回りもある。高倉橋も映り込んでおり、辻の危機を見る虎さんが橋上に。
  • 北町奉行所イメージ、京都御苑管理事務所東門(バンクフィルム)
  • 京都町奉行所与力に抜擢され、お菊を伴い東海道をゆく辻、不明(谷地田脇の道、路傍に土壁瓦葺の小屋あり。酒屋神社付近か亀岡か)

遠山の金さん/中村梅之助 虎さん/今村民路 お光/水原麻記 半次/島米八 お里/浅川美智子 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 お菊/二本柳敏恵 お京/北林早苗 原田清人 河村弘二 堺佐千夫 小田部通麿 鮎川十糸子 松田明 北見唯一 岡完 辻良太郎/伊吹吾郎

脚本/有馬泉 監督/河野寿一

※与力斎藤は原田清人、紀州屋は河村弘二、この二人は唐人に売り飛ばす女のことでつるんでいた設定。お菊の友人・お京の美人局が生業の亭主は堺佐千夫、思い切り怪しいが実は善人。紀州丸の船頭は小田部通麿。美人局にやられる客は北見唯一。ラス立ち福ちゃん入り、紀州屋の手下(お白州には出ていないのでかなり下っ端?)。
※虎さんも紀州丸に飯炊きで潜入するが、二月もかけて辻の消息を報告しただけ?


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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