遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第141話 「孔子を裏切った男」 1973.3.18

 昌平黌の試験不正、八熊の与太話につきあって行ったのではなく、ちゃんと目当てがあった金さん、いきなり「それ」がらみの殺しに遭遇。以降、話は不正に憤る、馬鹿をみた学生を中心に進む。
無茶をしたその青年には、面白い裁きが下ることとなる。

石座神社

ロケ地

  • 昌平坂学問所、相国寺林光院。門内外を使う。
  • 昌平坂脇道で刺され、金さんに言伝を頼みこときれた笹屋手代の義助、相国寺鐘楼脇。義助は奥村直人の屋敷に勤めていた中間、笹屋には潜入中だった設定。
  • 奥村直人が行きつけの湯島天神の茶店、石座神社参道「踊り場」の建物前に設営(建物前には葭簀が立て掛けられ、向かいにも露店あしらい)。学問所帰りの学生たちに因縁をつけているところへ虎さんが現れ「言伝」をするくだりや、笹屋から連れ出した女中のお初と話すくだりなどで出る。義助の恋人だったお初に経緯を打ち明け、協力を要請するシーンでは、本殿裏手も使われている(本殿裏の崖は今と違い石積)。お初が掠めとってきた「最中に仕込まれた試問書」を見るシーンは本殿前。
  • 北町奉行所イメージ、京都御苑管理事務所東門(バンクフィルム)

遠山の金さん/中村梅之助 お光/水原麻記 虎吉/今村民路 半次/島米八 おさと/浅川美智子 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 お初/岡田由紀子 東頼山/北村英三 柘植典膳/穂高稔 高野真二 玉生司郎 酒井哲 阿木五郎 三島猛 古関達則 平河正雄 寺内文夫 西山清孝 加藤匡志 峰蘭太郎 奥村直人/中尾彬

脚本/小川英、武末勝 監督/河野寿一

※北村英三は学問所の偉い人、垂れた口髭が笑える。穂高稔は試験不正を斡旋している道場主。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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