第16話 「それを知った女」 1970.10.25
交換殺人ネタを、真実の暴露+桜吹雪で悪党をやり込める遠山奉行。引き裂かれる恋人たち、お店者の愛憎、生臭坊主と組んだ抜け荷一味と、要素てんこ盛りで賑やかに推移する。
ロケ地
- 信濃屋の娘・お美乃と縁談があった、染屋の次男坊が密殺される夜の柳原土手、下鴨神社参道・紅葉橋。刺された青年は、「瀬見の小川の乾いた河床」に転げ落ちる。検分は昼間の画、金さんが盗み見。
- 一連の殺しの黒幕の生臭坊主・道海が住持する、抜け荷の品を隠してある武州押上村の源覚寺、慈眼堂。山門とお堂前境内を使う。夜の立ち回りもあり。
- 内藤とツナギをとる金さん、京都御苑・厳島神社池端。高倉橋にカナ文が来て内藤に挨拶。その後金さんと話すシーンは厳島神社駒札前。
- 道海を脅した弥太、暗殺される帰り道は下鴨神社糺の森。
- 事後、赦されて牢から出てくる慶吉、京都御苑管理事務所長屋門。迎えに来ているお美乃のシーンで向かいの塀も映る。父が結婚を許してくれたと話すお美乃、二人お参りの神社は宗像神社。金さんファミリーとカナ文たちがお熱い二人を見ている。
遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 敬太/蔵忠芳 おその/水谷旺子 熊公/津田伸 八公/瀬川新蔵 内藤与十郎/那保 半次/樋口史和 要町の文三/柳沢真一 お美乃/高野ひろみ 仙之助/高角宏暁 弥太/江波多寛児 道海/藤岡重慶 慶吉/高峰圭二 お豊/島村昌子 丹波屋宗右ヱ門/幸田宗丸 仙石外記/守田学哉
※丹波屋は、劇中呼称は伊丹屋だった。
脚本/松山威 監督/佐々木康
→ 遠山の金さん捕物帳表紙
※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。
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