遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第163話 「幼ななじみを愛した女」 1973.8.19

 主家の秘密を知り恐喝をはたらいた男は消され、残された女房が新たな脅迫者となる。彼女には、昔から好きだった幼馴染がいて目明しになっており妻子もいて、彼ら二組の夫婦は皆同じ長屋の遊び仲間なのだった。

金戒光明寺

ロケ地

  • 渡海屋の手代・勝蔵が土左衛門で上がる川端、大覚寺大沢池畔。後段、勝蔵の妾・おみよが同じく水死体となって見つかるのも同所。
  • 勝蔵の女房・おきぬが、近所の子供に託して書付を隠してあった寺、金戒光明寺。隠されていたのは阿弥陀堂石積、たまたま子と凧揚げに来て、「文書を使った凧」を発見し贖う渡海屋のシーンは本堂前。取り戻そうとする勝蔵と、場所を変えて対峙するのは本堂脇(墓地前)、グルのヤクザが現れて囲む(ここで金さん登場、ラス立ち)
  • 事後、お構いなしとなったおきぬが、いつものように子らと遊ぶ寺地、金戒光明寺本堂前。子の手を引いて参道坂を新吉が上ってくる。彼らを陰ながら見守る金さんと虎さんは、鐘楼際に。

遠山の金さん/中村梅之助 虎さん/今村民路 半次/島米八 おさと/浅川美智子 熊公/津田伸 八公/瀬川新蔵 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 深川の新吉/久保明 おきぬ/北林早苗 おまき/町田祥子 深江章喜 勝部寅之(ママ) 福山象三 香月京子 大木悟朗 志賀勝 藤本秀雄 土橋勇 寺内文夫 岡本健 長良俊一 池山心 宮村武子 井上卓也

脚本/有馬泉 監督/井沢雅彦

※新吉は南の岡っ引、彼に捜査中断の圧力をかける与力・石田は深江章喜。新吉の女房はおまき、亭主と誤認され吹き矢で殺される。吹き矢の使い手は志賀勝(痩せててマジ怖い)。渡海屋は勝部演之、気脈を通じるヤクザのヘッドは福山象三。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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