遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第166話 「仇花を咲かせた男」 1973.9.9

 七年前、子まで生した女と裂かれた男は、死病に罹ったことから身を捨てての復讐を決意。志半ばに斃れる男、金さんが引き継いで悪人を懲らすいつもの展開だが、元代官と地主が一村をしゃぶり尽くしている悪辣さがヒド過ぎ。女の子たちを地下工房に閉じ込めて強制労働とか、ビジュアルも強烈。

宗忠神社

ロケ地

  • 越後屋の先代が暗殺される夜道、下鴨神社泉川。切石橋を渡ったところで襲われ、川中でグサグサ。
  • 地下が禁制品金細工の工房な越後屋寮、中山邸通用門。中はセット。
  • 越後屋の当代・清吉が襲われる夜道、広隆寺東塀(境外)。金さんが通りかかり「助けてしまう」。
  • 清吉の女房・おちづが角次に会いに来るくだり、二人外で話すのは宗忠神社参道坂(坂上の鳥居下)。金さんが植え込みに隠れて聞いている。後段、おちづを待つ角次に、お光が言伝を持ってくるのも同所。
  • 工房から逃げた娘が殺されて見つかる川端、広沢池東岸
  • 越後屋と組んで中山在の人々を苦しめていた石垣の下屋敷、相国寺大光明寺
  • 事後、角次の息子である我が子と共に下総中山村へ帰るおちづ、不明(青田の中の一本道、亀岡か或いは近江か)

遠山の金さん/中村梅之助 お光/水原麻記 半次/島米八 おさと/浅川美智子 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 角次(栄次)/久富惟晴 おちづ/新橋耐子 川辺久造 六本木真 神谷政浩 内田勝正 森源太郎 藤川弘 村田玉郎 司京子

脚本/松山威、山田正人 監督/岡本静夫

※越後屋清吉は六本木真、グルの石垣は川辺久造、現御蔵奉行。勝正は彼らに使われていた人買い、最後に始末されかかる。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪テキスト版目次 ・ロケ地一覧

・時代劇の風景トップ  ・サイトトップ